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July 21 2026, No.915
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ リヴァプール・ニュース / News of the Liverpool World ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ NLW ■ *** http://scousehouse.net/ *** □■ INDEX ■□ ▽フロム・エディター ▼エコーのエコー:メイ・パン インタヴュー ▽スカウスハウス・ニュース ▼今週のフォト ------------------------------------------------------------------------ ▽フロム・エディター ---------------------------------------------------------------- NLW □ NLW No.915です。 今号の「エコーのエコー」では、メイ・パンのインタヴュー記事を紹介します。 ジョンのお気に入りがデリヴァリーの中華のビーフカレーとサンラータンだっ たというのは面白いですね。ジョンと中華料理ってなんだか結びつかないよう な気もしますが、実はリヴァプールにはヨーロッパ最古と言われるチャイナタ ウンがあって、ジョンが通っていたアート・スクールや居候していたフラット からもわりと近いです。学生時代のジョン、たぶん時々は中華レストランでご 飯を食べてたんでは...と想像できます。ヨーコさんのところではきっとこう いう食事は無理だったんじゃないかな。メイさんと暮らしたこの時期、ジョン はまるで昔に戻ったような、庶民的な暮らしを楽しんでいたんだろうなあと思 います。そして、無数のチャンネルがあるケーブルTVを、自由の象徴と捉え るのもまたジョン・レノンらしいところ。義務とか命令とか制限とか束縛とか、 大嫌いですもんね...なんでヨーコさんのところに戻っちゃったんだろ。 メイさんと言えば、今やリヴァプールではすっかりおなじみの顔です。たしか 先月だか今月にも来てたんじゃないかな...ああ、だから「エコー」はインタ ヴューできたのか。にゃるほど。 メイさん、ビートルウィークでもほとんどレギュラーみたいな存在です。毎年 行くたびに姿を見てるようなイメージがあります。実際は毎年ってわけじゃな いかもだけど...今年のゲストにもリストアップされてないし。でもまあ、ゲ ストでなくても来ちゃうってことはじゅうぶんあるので、今年行かれるかたは 油断しないように。「伝説の女性に会えるチャンスがあるかも」と、いちおう 覚悟しておきましょう。いや、覚悟って、べつに怒られたりするわけじゃない んだけど、おそろしくパワフルなおばちゃんなので、気合いで負けないように。 あ、もちろんフレンドリーですよ。写真やサインにも気さくに応じてくれます。 まあでも、「YOKO ONO」とかプリントしたTシャツを着て会いに行くのはやめ たほうがいいでしょう。わざわざそんなことする人はいないと思いますが、気 をつけましょうね(逆にウケるかも??)。 ● ● ● スカウスハウスのビートルウィーク専用サポート・スタッフ、ウエノケイコさ ん(ドイツ・ハンブルグ在住)が、昨年の日本代表バンドのダイジェスト版ビ デオを制作してくれました。おそろしく緻密な編集テクニックにびっくり。ぜ ひご覧ください。 Fabrick https://youtu.be/6oH9eN7TEw8?si=mJ4E_vyL5jm3zlIA The Reunions https://youtu.be/fQgmvbjJQ_I?si=iGfnIvwe6kTOO4VZ Beat Beats https://youtu.be/GmUyLuOZR4s?si=AtYGHMXfDkVldpAi Byakgo https://youtu.be/uEBMhQZapKg?si=5SgcIUPlk-Ckq4Xj ● ● ● 「今週のフォト」は『International Beatleweek 2025』期間中のマシュー・ ストリートの写真を紹介します(パート5)。 http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo915.html ● ● ● <Beatleweek 2026>スカウスハウス・ツアー:もうすぐ締め切りです。 今年8月にリヴァプールで行われるインターナショナル・ビートルウィーク観 賞パッケージ「スカウスハウス・ツアー2026」の参加者を募集しています。 おなじみの「ビートルズ・コンヴェンション」やアデルフィでのオールナイト・ パーティー、キャヴァーン・クラブでのライヴはもちろん、豪華なフィルハー モニック・ホールでのハイ・クォリティなコンサートやマージー河向こうの ポート・サンライトでの大きなイヴェント、ジョージやジョン、ブライアン追 悼のライヴなどなど、これでもかというくらい盛りだくさんの企画が用意され ています。 もちろんスカウス・ハウスのオプショナル企画も充実。リヴァプールとフェス ティヴァルを満喫していただけるラインナップと自負しています。日本代表と して演奏するバンドもエントリーしていますよ。 初めてのかたもリピーターも大歓迎。聖地リヴァプールで開催される世界最大 のビートルズ・フェスティヴァルに、あなたもぜひ! この夏、ぜひリヴァ プールでお会いしましょう! https://scousehouse.net/beatleweek/scousetour2026.html --- Kaz(21/07/2026) ------------------------------------------------------------------------ ▼エコーのエコー:メイ・パン インタヴュー ---------------------------------------------------------------- NLW □ 2026年7月12日付「リヴァプール・エコー」に掲載された記事を 翻訳して紹介します。 ----------------------------------------------------------------- メイ・パン インタヴュー ダニー・ガットマン 2026年7月12日 ジョン・レノンの「失われた週末」の年月を共に過ごした元ガールフレンドが、 「リヴァプール・エコー」のインタヴューに応じてくれた。彼女は、1970年代 中頃にジョンがポール・マッカートニーとのリユニオンをほのめかしていたこ とや、ヨーコ・オノ自身にジョンとの同棲を勧められたことなど、詳しく語っ てくれた。 メイ・パン、75歳。ジョン・レノンの引力圏に引き込まれた時、彼女はアメ リカのレコード・レーベルABCOでプロダクション・コーディネーターとして 働いていた。そして、ジョンと彼のパートナー、ヨーコのアシスタントに任命 された。 ジョンとヨーコの関係が終わりを迎えた1973年、メイは18ヶ月間をジョンと ともに過ごすことになった。この期間を、ビートルズ・ファンは「失われた週 末」と呼んでいる。 ザ・ビートルズが1970年に解散して以降、ジョンとポールはソロ・ワークで かなり辛辣にお互いのことを中傷していた。しかしそんな時でも2人は時々顔 を合わせていたという。メイはその頃に交わされた特別な会話のひとつを、蓋 を開けて取り出してくれた。ニューヨークのジョンのアパートでのもので、も しかすると音楽の歴史を変えることになったかもしれない会話だ。 「ポール・マッカートニーとリンダはニューヨークのあたしたちんところに しょっちゅう来てたのよ。最後に来たのは1975年の1月だったと思うわ。 ビートルズが正式に解散になった、ちょうどそのあとね(訳注・ビートルズの 法的な解散は1975年1月9日)」 「ジョンはポールのところに寄って行って、『そんで、お前の次のプロジェク トは?』って尋ねたの。ポールは『ああ、ウイングスはニューアルバムを作っ てる。これからニュー・オーリンズに行くんだ』って答えて。その時ね、ジョ ンの目がね、パッと輝いたのよ」 それから数日後のことを彼女は回想する。 「ジョンがギターをかき鳴らしながらこっちに来て、その辺に座ったの。あた しは家事で忙しかったから、彼に背中を向けたままだった。そしたらこう言う のよ。『ちょっと訊きたいことあんだけど』。続けて、『俺とポールがまた一緒 に曲を作るようになったら、お前どう思う?』って言うわけ。あたしは思わず、 『何ですって?』って言いながら首だけぐるっとうしろに回したの。まるでエ クソシストのあのシーンみたいに」 「で、あたしはこう答えた。『そりゃファンタスティックでしょう』。そしたら 彼は『そう? なんで?』って言うわけ。だから、『あのね、あなたとポール はソロでもとってもいいわよ。でもね、あなたたち2人が組んだらぜんぜん違 うレベルになるのよ。誰もが気に入るはずよ』って言ったの。それを聞いて、 ジョンはそこに座って、またギターをかき鳴らし始めた。『そうだよな、うん、 そう、そうだな。お前は正しいよ』なんて言いながら。彼の頭の中でホイール がぐるぐる回転し始めてた。私にはそれが見えたのよ」 その少し後にジョンとメイの関係は終わりを迎えることになるわけだが、その 始まりはと言えば、かなり奇妙なものだった。彼女に思い返してもらった。 「ヨーコ・オノがね、あたしのオフィスに入って来て、こう言ったの。 『ちょっと聴いてちょうだい。ジョンとあたしはうまく行ってないの』。あた しは『それはお気の毒さまです』って返しながら、こう思ったわ。『何でそん なことあたしに言うわけ?』」 「そしたら彼女、出し抜けにこんなこと言うわけ。『あなたってボーイフレン ドいないのよね』って。あたしは『だったら何なんです? あたしそういうの 興味ないんです』って答えた」 「そしたら彼女、こんなこと言うわけ。『あらそう、そうよね、でもどうかし ら、彼と一緒にいてくれないかしら。あなたがぴったりなのよね。そう思わな い?』って。あたしは『ダメですダメです、そんなことできません』って答え ながら、思ったわ。『そんなの無理に決まってるでしょ』って」 ヨーコからの突飛なリクエストを最終的に受け入れて、メイとジョンはその後 の18ヶ月間、ニューヨークで同棲生活を送った。 ニューヨークのスパニッシュ・ハーレムにある質素な家庭に生まれ育ったメイ の、マンハッタンでの新しい生活が始まった。それはショウビズ界のビッグ ネームたちとの日常的な交流を含むものだった。とりわけ彼女の印象に残って いるのは、ロスアンジェルスでのパーティーの出来事だ。 「ジョンがね、エリザベス・テイラーのところに行って、そろそろ帰るよって 言ったの。そしたら彼女がね、『ちょっと待って』って言って。それで、デイ ヴィッド・ボウイに『あなたジョンを知ってる? メイは知ってる?』って尋 ねて、彼にあたしたちを紹介し始めたの」 この類の瞬間の記憶は、いつまでも彼女の記憶に残り続けるだろう。しかしメ イがいつも愛おしく思い出すのは、華やかなセレブ生活とはかけ離れた瞬間だ。 「わたしたちのアパートにケーブルTVが入ったのね。ボタンを押すだけで次 のチャンネルに替わるもんだから、TVは2人にとっておもちゃみたいなもの だった。特にジョンは喜んでたわね。ケーブルは何でもアリなんだって。規制 がない。ここには自由そものがあるって」 「夕食はよくデリヴァリーを頼んでたわ。たいていはチャイニーズ。彼のお気 に入りはチャイニーズ・ビーフカレーと酸辣湯。特に酸辣湯が大好きだったの よ」 よく知られているように、ジョンはその後ヨーコの元に戻り、亡くなるまで彼 女と過ごした。メイはメイで、彼女の人生を生きた。1989年、彼女はアメリカ 人のレコード・プロデューサー、トニー・ヴィスコンティと結婚して2人の子 供(ローラとセバスチャン)をもうけた。そして2000年に離婚している。 ジョンと過ごした日々を振り返りながら彼女は、ジョンなら今の世界について どう思うだろうと、ふと考えた。 「彼はいつだって平和が実現されることを願っていた。『なんでそうならない んだ?』って憤ってたわ。だからもしジョンが今の世界を見たら、ひどく がっかりするでしょうね。そしてこう言うんじゃないかしら。『世界は完全に 狂っちゃったのかよ?』って」 John Lennon's Lost Weekend girlfriend on his favourite takeaway, Yoko's proposal and what he'd think of the world today -- It was just five years before John was shot dead in 1980 By Danny Gutmann, 12 July 2026, Liverpool Echo https://www.liverpoolecho.co.uk/news/liverpool-news/john-lennons-lost-weekend-girlfriend-34269127 ------------------------------------------------------------------------ ▽スカウスハウス・ニュース ---------------------------------------------------------------- NLW □ *** <Beatleweek 2026> スカウスハウス・ツアー ****** 今年8月にリヴァプールで行われるインターナショナル・ビートルウィーク観 賞パッケージ「スカウスハウス・ツアー2026」の参加者を募集中です。 おなじみの「ビートルズ・コンヴェンション」やアデルフィでのオールナイト・ パーティー、キャヴァーン・クラブでのライヴはもちろん、豪華なフィルハー モニック・ホールでのハイ・クォリティなコンサートやマージー河向こうの ポート・サンライトでの大きなイヴェント、ジョージやジョン、ブライアン追 悼のライヴなどなど、これでもかというくらい盛りだくさんの企画が用意され ています。 もちろんスカウス・ハウスのオプショナル企画も充実。リヴァプールとフェス ティヴァルを満喫していただけるラインナップと自負しています。日本代表と して演奏するバンドもエントリーしていますよ。 初めてのかたもリピーターも大歓迎。聖地リヴァプールで開催される世界最大 のビートルズ・フェスティヴァルに、あなたもぜひ! この夏、ぜひリヴァ プールでお会いしましょう! https://scousehouse.net/beatleweek/scousetour2026.html *** スカウスハウス通販:英国盤レコード ****** 「2025 The Beatles (LP)」「2025 The Beatles (ソロ)」、「2025 Singles & EPs」を更新しています。 <通販トップページ> https://scousehouse.net/shop/records2025.html <通販商品ページ> https://scousehouse.net/shop/record_beatles2025.html https://scousehouse.net/shop/record_beatles_solo2025.html https://scousehouse.net/shop/record_single2025.html <オーダー・フォーム> https://scousehouse.net/shop/orderform_ukrecords2025.html *** 現地ビートルズ・ツアー ****** スカウス・ハウスでは、ビートルズ・ファンの「聖地巡礼」の旅をサポート しています。リヴァプールでは、22年目となった「リヴァプール・ビートル ズ・ツアー」、名所観光とランチがプラスされたお得な「ビートルズツアー+ ランチ&名所観光」、「伝説のカスバクラブ・ツアー」をご用意。「現地英語ツ アー(Magical Mystery Tour, Mendips & 20 Forthlin Road Tour)」の代行予 約も承ります。 ロンドンのビートルズ名所を訪ねる「ロンドン・ビートルズ・ツアー」も大好 評。イギリス旅行の際にはぜひご利用ください。 <Liverpool> リヴァプール・ビートルズ・ツアー http://scousehouse.net/beatles/beatlestour_liverpool01.html ビートルズツアー+ランチ&名所観光 http://scousehouse.net/beatles/beatlestour_liverpool02.html 伝説のカスバクラブ・ツアー http://scousehouse.net/beatles/beatlestour_liverpool03.html <London> ロンドンのビートルズ・ツアー(3種) http://scousehouse.net/beatles/guide_london_beatles2023.html ロンドン特別ツアー(シャーロック・ホームズ&パブ) http://scousehouse.net/beatles/guidetour_london2.html *** PLAY AT THE CAVERN! 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