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August 04 2026, No.916
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ リヴァプール・ニュース / News of the Liverpool World ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ NLW ■ *** http://scousehouse.net/ *** □■ INDEX ■□ ▽フロム・エディター ▼エコーのエコー:シルヴィア・ホール フォースリン・ロードでの思い出 ▽スカウスハウス・ニュース ▼今週のフォト ------------------------------------------------------------------------ ▽フロム・エディター ---------------------------------------------------------------- NLW □ NLW No.916です。 今号の「エコーのエコー」は、かつてポール・マッカートニーが暮らし、現在 はナショナル・トラストが所有/一般公開している家「20 Forthlin Road」で、 管理人として11年間勤めたシルヴィア・ホールさんのインタヴューです。 3ヶ月ほど前に、同じくナショナル・トラストが所有/一般公開している「メ ンディップス」(こちらはジョン・レノンが暮らしていた家)の元管理人、コ リン・ホールさんのインタヴューを紹介しています。 ということはこれで、ジョンの家とポールの家、ふたつが揃いました。ナショ ナル・トラスト所有のビートルズ遺産管理人、コンプリートです。 コリンさんとシルヴィアさんはご夫婦で、元々はコリンさんがナショナル・ト ラストに採用となり、あとからシルヴィアさんが加わりました。コリンさんの 回に、そのいきさつが語られていましたね。 https://scousehouse.net/magazine/magazine909.html ● ● ● インターナショナル・ビートルウィーク2026まで、あと3週間ほどとなりま した。 「え? 3週間!?」と、書いた自分で驚いています。どうしよう……。 今号あたりで今年の日本代表バンドのギグ・スケジュールの紹介をしようと 思っていたのですが、まだ完全確定にはなっていないので、掲載は次号まで見 送です...ざんねん。 ● ● ● 「今週のフォト」は、いきなりですが僕が2年前にハンブルグで食べたごはん やビールの写真を。どれもおいしかった~。 http://scousehouse.net/magazine/nlw_photo916.html ● ● ● スカウスハウスのビートルウィーク専用サポート・スタッフ、ウエノケイコさ ん(ドイツ・ハンブルグ在住)が、昨年の日本代表バンドのダイジェスト版ビ デオを制作してくれました。おそろしく緻密な編集テクニックにびっくり。ぜ ひご覧ください。 Fabrick https://youtu.be/6oH9eN7TEw8?si=mJ4E_vyL5jm3zlIA The Reunions https://youtu.be/fQgmvbjJQ_I?si=iGfnIvwe6kTOO4VZ Beat Beats https://youtu.be/GmUyLuOZR4s?si=AtYGHMXfDkVldpAi Byakgo https://youtu.be/uEBMhQZapKg?si=5SgcIUPlk-Ckq4Xj ● ● ● <Beatleweek 2026>スカウスハウス・ツアー 7月末で募集は締め切り...だったのですが、もしももしも、「これから申し込 みたい!」という方がいらっしゃいましたら、info@scousehouse.netまでお 知らせください。件名は「スカウスハウスツアー2026」でお願いします。 https://scousehouse.net/beatleweek/scousetour2026.html --- Kaz(04/08/2026) ------------------------------------------------------------------------ ▼エコーのエコー:シルヴィア・ホール フォースリン・ロードでの思い出 ---------------------------------------------------------------- NLW □ 2026年8月2日付「リヴァプール・エコー」に掲載された記事を 翻訳して紹介します。 ----------------------------------------------------------------- シルヴィア・ホール フォースリン・ロードでの思い出 ジョナサン・ブラックバーン 2026年8月2日 サー・ポール・マッカートニーが少年時代を過ごした家の管理人を務めた女性 が、勤務10年目にしてついにスーパースター本人と話す機会が巡って来たと いうエピソードを話してくれた。それは2019年のサー・ポールの誕生日で、 シンガーのジョン・ボン・ジョヴィの訪問を受けた際に起きた。ジョン・ボン・ ジョヴィはアンフィールドでのコンサートの前にフォースリン・ロードを訪問 した。 77歳のシルヴィアは、フォースリン・ロード20番地にある元ポールの家の管 理人として、2010年から2021年まで勤めた。彼女は今年、ジョン・レノンの 母ジュリアの生涯を描いた演劇『ジュリアズ・ソング』を書き上げたところで、 この作品は9月にエプスタイン・シアターで上演される。 「エコー」のインタヴューに、シルヴィアはこう答えてくれた。 「フォースリン・ロードで私たちは、たくさんの有名人をもてなしましたよ。 退職前に私が案内した最後のスターは、ジョン・ボン・ジョヴィでした。その 日、VIPにリヴァプールを案内する専門のガイドが家の前に車を停めて、ドア をノックしたの。そして私に、ある人にこの家の中を見せてあげたいんだが、 いかがでしょうと尋ねた。ある人って、ジョン・ボン・ジョヴィなんですよと。 私は『ええ、もちろん』と答えたわ。彼はとってもラヴリーな人だったわね」 「彼に家の中を案内して、マッカートニー・ファミリーの物語を聞いてもらっ たわ。そしたらジョンがポケットから電話を取り出して、私にこう言ったの。 『ちょっとポールに電話していい? 今日は彼の誕生日だから』って」 「彼が言うには、ポールと彼はハンプトンズ(ニューヨーク州ロング・アイラ ンドにあるリゾート地)にそれぞれ家を持ってるんですって。それで、彼はす ぐにポールに電話してこう言ったの。『ハッピーバースデー、メイト』。メイト をつけるのがイギリス流だと思ったみたい。そして私に、あなたからもポール にハッピーバースデーって言ってみてよって」 「それから彼はポールに、『今僕がどこにいるか、絶対わかんないだろうな。 僕は今ね、あなたの昔の家の居間にいるんだよ。応接間だね。シルヴィアがこ の家を案内してくれたんだ』って」 シルヴィアは何人ものスターたちにこの家を案内した。ジェイムズ・テイラー やジュディ・コリンズといったミュージシャンもそれに含まれる。さらに彼女 は、ジョン・レノンが住んでいたメンディップスで、メイ・パンやヨーコ・オ ノの来訪も受けた。 「スターのみなさんからは敬意を感じるし、感銘を受けてる様子が伝わってく るの。この家の古いファミリー・ストーリーに興味津々よ。ポールが聴いてい たレコードは、とか、彼が初めて買ったレコードは、とか」 彼女はまた、サー・ポールの弟マイク・マッカートニーとも協力関係を築いて いる。マイクは家族の思い出をシルヴィアに話して聞かせ、彼女はそれを何年 にもわたって何千人ものファンとシェアした。 「マイク・マッカートニーはほんと素晴らしい人。プライヴェートな話をたく さん教えてくれたわ。家族でピアノを囲んで歌を歌ったこととかね。新年を迎 えた際には必ず歌ってたそうよ。お父さんのジムはピアノが弾けたのよね。リ クエストがあるときにば、ピアノの上にハーフ・パイントのビールを置いてお けばよかったんだって」 「マイクが言うには、お父さんは何でも弾けたそうよ。それと、何か心配事が ある時なんかには、『そんなものはそのへんに置いとけ。たとえ1トンくらい 重くても(訳注:ポールが1989年にリリースしたPut It Thereの歌詞)』っ てよく言ってたって」 「お母さんのこともよく話してくれたわ。ナースだったからいつも落ち着いて たって。なにかうまくいかない時や問題を抱えた時にね、お母さんはこう言う んだって。『気にしないの。そのままにしとけばいいのよ(Never mind, let it be)』って。あの歌はここから出来たってことよね」 シルヴィアはまた、家の掃除にも精を出していた。ジムのパイプから庭掃除ま で。庭には1950年代風の洗濯物を並べて吊るした。 「マイクはよく言ってたわね。『ホコリが溜まってもあんまり気にしないで。 僕らだって母が亡くなってからはあんまり気にしてなかったんだから』って」 「ポールが夜遅く帰って来たときの話も聞かせてくれたわ。排水パイプをよじ 登って、バスルームの窓から体をねじ込むんだって。裏庭の向こうには警察学 校があってね、彼らはマイクのベッドルームの窓から警察犬の訓練をよく見て たんですって」 管理人時代、シルヴィアは本当の家らしくするために、いろいろなアイテムを 集めていた。ある地元の男性からは、ポールが初めて弾いたギターを寄付して もらった。彼女はまた、少年ポールが夜中のベッドでラジオ・ルクセンブルグ を聴く際に使っていたものと同じタイプのヘッドフォンを見つけて来た。 「お客さんたちの熱意からたくさん元気をもらったわ。アメリカ人のヴィジ ターからはよく、冷蔵庫はどこにあったのって訊かれたわね。私は、あの時代 はどの家にも冷蔵庫はなかったんですよって説明するの。玄関に置きっぱなし のミルクが酸っぱくなりませんようにって願ったりしてたわね。そういうのっ て、アメリカ人にはなかなか理解しづらいみたいだったけど」 「この家を見て驚く人も多かったわね。ポールが中流階級の生まれだと勘違い してる人たち。実際には、ジョンはメンディップス(典型的な中流階級の家) に住んでて、ポールのファミリーは市営住宅に住んでたんだけど」 「とっても堅実で、思いやりに溢れた家庭だったそうよ。メアリー(ポールと マイクの母)はよく口笛を吹いたり、歌を歌ってたんですって。マイクの話で は、もしお母さんが生きてたら、ポールのハンブルグ行きを決して許さなかっ ただろうって」 「彼女はポールに大きな期待をかけてたの。ポールはグラマー・スクールに入 学して、マイクもそれに続いた。彼女はポールに、医者とか法律家、あるいは 教師になってほしかったんですって」 「ポールがフォースリン・ロードのベッドルームで初めて書いた曲が、『アイ・ ロスト・マイ・リトル・ガール』なんだけど、ほとんど同じ時期、まだ彼らが 知り合いになる前よね、その頃ジョン・レノンは『ハロー・リトル・ガール』 をメンディップスで書いてるの。アメイジングだと思わない?」 メンディップスとフォースリン・ロードでの自身の経験からヒントを得て、シ ルヴィアはジュリア・レノンについての演劇を書き上げた。『ジュリアズ・ソ ング』は、9月10、11、12日の3日間、エプスタイン・シアターで上演され る。 「ジュリアをセンター・ステージに引っ張り上げたいと思ったの。彼女の再評 価はもちろん、ジョンの音楽にどれだけ影響を与えたかをみなさんに知ってほ しい。彼女はジョンにバンジョーとギターの弾き方を教えたし、どんな時も彼 を励ましていた。彼に最初のギターを買ってあげたのもジュリアなんですよ」 I spoke to Paul McCartney on his birthday at his old home with Jon Bon Jovi By Jonathan Blackburn, 02 August 2026, Liverpool Echo https://www.liverpoolecho.co.uk/news/liverpool-news /spoke-paul-mccartney-birthday-old-34385071 ------------------------------------------------------------------------ ▽スカウスハウス・ニュース ---------------------------------------------------------------- NLW □ *** スカウスハウス通販:英国盤レコード ****** 「2025 The Beatles (LP)」「2025 The Beatles (ソロ)」、「2025 Singles & EPs」を更新しています。 <通販トップページ> https://scousehouse.net/shop/records2025.html <通販商品ページ> https://scousehouse.net/shop/record_beatles2025.html https://scousehouse.net/shop/record_beatles_solo2025.html https://scousehouse.net/shop/record_single2025.html <オーダー・フォーム> https://scousehouse.net/shop/orderform_ukrecords2025.html *** 現地ビートルズ・ツアー ****** スカウス・ハウスでは、ビートルズ・ファンの「聖地巡礼」の旅をサポート しています。リヴァプールでは、22年目となった「リヴァプール・ビートル ズ・ツアー」、名所観光とランチがプラスされたお得な「ビートルズツアー+ ランチ&名所観光」、「伝説のカスバクラブ・ツアー」をご用意。「現地英語ツ 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