リヴァプール・ニュース

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2006年1月&2月

【ザ・フー登場】
今年の『サマー・ポップス』にザ・フーが登場します。
毎年恒例となったリヴァプールの音楽フェスティヴァル『サマー・ポップス』は、今年は6月29日から7月23日まで、およそ4週間にわたって開催されます。

リンゴ・スターの息子ザックをドラマーに迎えてライヴ活動を続けているザ・フーは、7月5日と6日に登場します。
リヴァプールでのギグは、1971年の10月にリヴァプール大学で行って以来だそうです。

ザ・フーのコンサートは、新曲を収録したものとしては20年ぶりとなるニュー・アルバムをフィーチャーしたショウになると言われています。
しかし、このリヴァプールでのプログラムは、ファンの誰もが期待する「マイ・ジェネレーション」や「ピンボール・ウィザード」といったメガ・ヒットもしっかり披露されるようです。

ザ・フーのフロントマン、ロジャー・ダルトリーは「リヴァプール・エコー」紙にこう話しています。
「またリヴァプールで演れるのが待ち遠しいよ。ほとんど40年ぶりだもんな」
「リヴァプールにはグレイトな音楽の歴史があるしね。それにしても信じられないな、前に演ってから40年にもなるのか。実に楽しみだよ」

リヴァプール・シティ・カウンシルのリーダー、ウォーレン・ブラッドリーはこう話しています。
「史上最高のバンドのひとつがポップスに来てくれるんですから、これはすごいことですよね」

現時点で決まっている「サマー・ポップス」の主なラインナップは、ホワイトスネイク(7月3日)、シンプリー・レッド(7月18日)、イル・ディーヴォ(7月21日)、ブライアン・アダムス(7月23日)などです。

今年の「サマー・ポップス」は、昨年と同じく、ピア・ヘッドの北部にあるセントラル・ドックスに作られる特設会場で行われる予定です。 (2月25日)

【 UEFA チャンピオンズ・リーグ 05−06】
21日、リヴァプールは、アウェイでベンフィカとの決勝トーナメント1回戦・ファーストレグを戦いました。
結果は、84分にベンフィカのルイゾンがフリーキックからヘディングで先制ゴールを決め、そのまま1−0でベンフィカの先勝となりました。

試合後、ラファエル・ベニテス監督はこう話しています。
「先に1点取れば、振り出しに戻せる。サポーターたちの後ろ盾があるアンフィールドでゴールをひとつ決めれば、我々はもう1点取ってゲームに勝てるだろう」
「今日のウチは確かにあまりいいプレイができていなかった。しかしアンフィールドではもっといいプレイができると確信している。強豪相手に一生懸命やっての結果だから、選手たちを責めることはできない。ただあまりハッピーではないけどね」
「セットピースについては試合前に打ち合わせていたんだ。あのフリーキックはヴィデオで見たとおりのものだった。私がハッピーでないというのは、そういうことだ」

アンフィールドで行われるセカンド・レグは、3月8日に行われます。 (2月23日)

【FAカップ5回戦】
FAカップ5回戦の結果です。

リヴァプールは18日、マンチェスター・ユナイテッドとのFAカップ5回戦をホームで戦いました。
結果は、ピーター・クラウチのゴール(19分)で、1−0の勝利でした。
リヴァプールがFAカップでマンチェスター・ユナイテッドに勝ったのは、なんと1921年以来85年ぶりのことです。

試合後、ラファエル・ベニテス監督はこう話しています。
「85年ぶりにマンチェスター・ユナイテッドを破ったなんてファンタスティックだね。この価値のある勝利をサポーターたちと喜びたい。我々のサポーターたちはファンタスティックだったし、チームは彼らに応えてみせたね」
「私にとってチームワークというのはキーなんだ。ゲームの初めから終わりまで、全員でハードに戦う。トップクラスの相手と戦う時は、ハイテンポでプレイする必要がある。ファースト・ハーフでは我々がゲームをコントロールし、ゴールを決め、他にもいくつもチャンスをクリエイトしていた」
「マンチェスター・ユナイテッドは決定的なチャンスをクリエイトできなかった。我々はよく守った。我々には大きな自信になるね。チームにとってもサポーターにとっても喜ばしいことだ」

リヴァプールのFAカップ6回戦の相手はバーミンガムで、3月21日にアウェイで対戦します。 (2月22日)

【44年前のビートルズ】
初期ビートルズの演奏シーンを収めた8mmフィルムが発見されました。
ハンブルグから帰国し、黒の革ジャン姿で演奏するビートルズ。小さなステージの周りには、すでに金切り声を上げる少女たちの姿も映っています。
このフィルムはある男性のお父さんの持ち物の中から発見され、男性はビートルズのオリジナル・ドラマーのピート・ベストに購入を持ちかけました。
ピートのプロダクション・カンパニー「ベスト・ウィッシズ・プロダクション」はそのフィルムを購入し、早速このビートルズのギグの時期や場所の特定に取り掛かりました。

ベスト・ウィッシズのダイレクター、アラン・ハンフリーズは、こう話しています。
「証拠になりそうなものを調べあげて、なんとかして特定しようとしたんだよ」
「まずピートはまだバンドにいる。マッカートニーはヘフナーのベースで、それからジョージはカントリーマンのギター。あの頃彼が『エコー』の広告を見て買ったものだ。で、これは1962年だろうと」
「さらに、彼らの後ろのカーテンには、ヴァレンタインのハートマークが飾られている。ということは、その年のヴァレンタインの日か、もしくは12日だろうと。ヴァレンタインの前の土曜日だからね」
「だがこの会場を特定できる人間は誰もいなかったんだ。不思議なことにね。アラン・ウィリアムズやザ・マージービーツにも見てもらったけれども、わからなかった」
「最初はこれはサウスポートにあるフローラル・ホールだろうと見当をつけたんだが、ピートと一緒に実際に行ってみて、違うってことがわかった。あそこよりステージはずっと小さい」
「ピートの手帳では、それにいちばん近い日付のところが、トランミアのノース・ロードのセント・ポールズ・プレズビテリアン・チャーチでのギグとなっていたんだ。今はもう存在しないところだ。で、我々は、このフィルムが撮影された会場はたぶんここに間違いないだろうと結論づけたというわけなんだ」

この時期のビートルズには、すでにブライアン・エプスタインがマネージャーとしてついていました。しかしステージでの姿から、ブライアンが彼らの前髪を下ろし、革ジャンを脱がせてスーツを着せるようになる以前の時期だということになります。
ハンフリーズ氏は続けます。
「動くビートルズを映した最初期のフィルムだろうね。これまで知られているものより、8ヶ月か9ヶ月古いはずだ。カラーとしては唯一のフィルムだよ」
「グラナダTVがキャヴァーンで撮った有名なのがあるけど、あれはこの次に古いことになるね。それに白黒だし」

このフィルムには早速テレビ局からアプローチがあり、ドキュメンタリー番組に使用する話し合いが持たれているそうです。

このニュースは、フィルムに収められたビートルズのギグからちょうど44年目となる、今年2月14日のヴァレンタイン・デイに地元紙『リヴァプール・デイリー・ポスト』に掲載されました。 (2月18日)

【プレミアシップ 05−06】
イングランド・プレミアリーグの結果です。

14日、アーセナルをホームに迎えたリヴァプールは、途中出場のルイス・ガルシアのゴール(87分)により、1−0で勝ちました。

試合後、監督のラファエル・ベニテスはこう話しています。
「勝つべくして勝ったということだね。ウチが最後まで攻め続けていたし、ずっとアーセナルを圧倒していた」
「アーセナルのゴールキーパーは信じられない活躍だった。アメイジングなセーヴがいくつもあったね。しかしルイスがなんとか決めてくれた。ルイスはゴールを決めることにかけては本能的なものを持ってるからね、それを今晩もやってみせてくれたわけだ」
「選手たちは精神的な強さを見せてくれたと思う。ペナルティが止められたら、そのことは忘れて次のチャンスを生かすことを考えろ、そういつも私は選手たちに言っている。実にその通りにたくさんのチャンスを作れていたと思う」
「ウィガンとのゲームの後で私は、自分たちらしさを見せられたと言った。今日も同じだったね。我々は地元の人たちに、自分たちはハードに戦いたいんだ、勝ちたいんだってところを見てもらえたと思うよ」

前半にペナルティ・キックを止められ、絶好の先制機を逃したスティーヴン・ジェラードはこう話しています。
「タフなゲームだったね。向こうは強かったよ。ペナルティを決められなかったから、これは今日ゲームは相手のものかなって思ってた」
「でも最高の結果になったね。今日のゲームはとにかく負けないことが重要だったわけだけど、でも勝てたわけだからね。俄然勢いがつくってものだよね」
「この調子で戦って行って、結果を積み重ねて行ければ、最後まで勝負になるんじゃないかな」

レッズ復帰後初めてホームで先発出場したロビー・ファウラーは、こう話しています。
「レーマンはファンタスティックだったよ。どんなシュートもぜんぶ止められてしまった。今日の彼はほんとブリリアントだったと思うよ」
「でもあのディディのショットはすごかったね。彼(レーマン)はなんとか弾いたけど、そこにルイスが詰めて決めた」
「(復帰後初めてとなるアンフィールドでの先発出場に)またここでプレイできてすごくハッピーだよ。ゴールを決められなくて申し訳ないなって思う。でも自分が点を取れなくてもチームが勝てば、僕はそれでハッピーなんだよ」

これでリヴァプールは、試合数を26とし、他の多くのチームと並びました。
現在のリーグ順位は、51ポイントで3位です。2位マンチェスター・ユナイテッドとのポイント差は3です。 (2月17日)

【プレミアシップ 05−06】
イングランド・プレミアリーグの結果です。

11日、アウェイでウィガンと対戦したリヴァプールは、0−1で4試合ぶりの勝利を飾りました。
ゴール・スコアラーは、サミ・ヒーピア(30分)でした。

決勝ゴールを決めたサミ・ヒーピアは、試合後にこう語っています。
「セット・プレーだから上がって行ったんだ。で、ゴールを決めてやろうと思ってそこで待っていたんだ」
「俺の仕事は、ゴールを決めることよりは0点に抑えることだっていうんだろ。それはわかってるさ。でも決まればボーナスじゃないか。で、今日は俺の左足が稼いでくれたってわけ」
「(シュートの際に相手ディフェンダーを倒したことについて)ああ、誰かに背中を押されて、ちょっと押し返したかもしれないな。そしたらヤツが倒れてたんだ」

ヒーピアとともにリヴァプールのディフェンスの要であるジェイミー・キャラガーは、プアーなピッチ・コンディションの中で組織的なプレイをするのは難しかったのではと訊かれて、こう答えています。
「まあ相手も同じ条件だからな。しかしバトルだったよな。セカンド・ボールを奪うために水たまりの中に突っこんで行ってたよな」
「ウチは早いとこ軌道修正する必要があった。だからこのウィガン戦の勝利はものすごく大きい」

ラファエル・ベニテス監督はこう話しています。
「我々は勝つために全力で戦った。このチームはまだ死んでないってことを見せられたと思う」
「しかしピッチはテリブルだった。ここでは時々、グッド・フットボールをすることが非常に難しい」


同じく11日、エヴァトンはブラックバーンをホームに迎え、1−0で勝ちました。
リーグ戦初出場となったルーキー・ゴールキーパーのイエイン・ターナーが、わずか9分でハンドの反則で退場となり、苦戦を強いられたエヴァトンでしたが、見事な集中力で貴重な3ポイントを獲得しました。
ゴール・スコアラーは、ジェイムズ・ビーティー(33分)でした。

試合後、監督のデイヴィッド・モイーズはこう話しています。
「いっぱい言いたいことはあるけど、選手たちに聞いてやってほしいな。みんなほんとにすごいよ。絶対にあきらめないからね。シーズン当初からがらっと変わってる」
「今日のパフォーマンスこそが、我々が獲得してきたものなんだ。彼らが今日見せてくれたがんばりは、インクレディブルと言っても過言ではないね」 (2月15日)

【ジャックにプラーク】
最初期のビートルズが頻繁に演奏していたことで知られるスレーター・ストリートのパブ The Jacaranda に、またひとつ勲章が増えることになりました。
London School of Economics(ロンドン大学LSE)が発案し、CAMRA(Campaign For Real Ale)のサポートを受けて新しく創設された 'Pubs in Time' に選ばれたのです。
「パブズ・イン・タイム」は、歴史的な役割を果たしたパブを顕彰するもので、ジャカランダは、全国から選ばれた最初の15のパブのうちのひとつとなりました。
他には、60年代のバンド「ザ・キンクス」が最初に演奏した Clissold Arms(ロンドン)や、パンク・バンド「ストラングラーズ」(当時はギルドフォード・ストラングラーズ)がデビューを飾った Star Inn(ギルドフォード)などが選ばれています。

「パブズ・イン・タイム」に任命されたパブには、記念プラークが設置されます。
ジャカランダでは、今月23日にプラークの序幕セレモニーが行われることになりました。
セレモニーには、ビートルズのファースト・マネージャーで当時のジャカランダの経営者だったアラン・ウィリアムズが出席する予定です。

オーガナイザーのひとりで、セレモニーにも出席する予定のサイモン・デイヴィースは、こう話しています。
「このアイデアはね、みんなでLSEの学生バー Three Tuns に座ってしゃべってる時に出てきたんだ。この国のヒストリックなパブが無くなって行くのは嘆かわしいことだし、何か記念イヴェントみたいなのができれば関心も集まるんじゃないだろうかってね」
「国の歴史とか物語とかっていうのは、その国のパブを通して語られるものでもあるんだよね。それをみんなに知ってもらいたいというのも、目的のひとつかな。どのパブもすべからく、それぞれに語られるべき物語を持っている。僕は個人的にそう信じてる」

今年の終わりまでにLSEは、プラークを掲げるパブの数を100にしたいと考えているそうです。
「少なくとも、もう2つか3つはリヴァプールから入って来るだろうね、それは間違いない。この街には歴史的に重要な役割を果たしたパブがほんとにたくさんあるから。このプロジェクトが始まった当初―といってもつい11月のことなんだが―から、この件に関してのリヴァプールの人々の熱心さはすごいよ。Camra の人だけじゃなくて、一般の人たちもとにかくアツいからね」 (2月11日)

【プレミアシップ 05−06】
イングランド・プレミアリーグの結果です。

8日、アウェイでチャールトンと対戦したリヴァプールは、ゲームを支配しながら42分にPKを献上し、その3分後に2点目を奪われて、そのまま2−0で完封負けを喫しました。アウェイではこれで3連敗です。

試合後、ラファエル・ベニテス監督はこう話しています。
「最初の40分間は一方通行だったというのに、その後の5分でゲームに負けるとは。説明がつかない。まったく信じられない」
「ミステイクから学ばなければならないわけだが、あの5分間はそれまでの40分間やれていたことがすべてダメだった。クレイジーだよ」
「チャンスも作っていたし、ゲームもコントロールしていた。しかし点を取らないといけなかった。シンプルなことだ」 (2月10日)

【FAカップ4回戦】
FAカップ4回戦の結果です。
8日に行われたチェルシー対エヴァトンの再試合は、ホームのチェルシーが4−1(前半:3−0)で制しました。エヴァトンのゴール・スコアラーは、ミケル・アルテタ(72分、PK)でした。
エヴァトンにとっては、試合前のウォーム・アップでGKのライトが負傷したため、ルーキーのターナーを急遽先発に起用せざるを得なかったことが大きな痛手となりました。

試合後、デイヴィッド・モイーズ監督はこう話しています。
「こっちがやりたかったことを、そのまま相手にやられてしまった。最終ラインの後にボールを送られて、ずっと後を向かされてしまった」
「セカンド・ハーフはかなり立ち直れたが、やはりウォーム・アップでゴールキーパーを失ったのは大きく響いたね。どの選手だって失いたくないが、正ゴールキーパーは特にそうだ。チェルシーを相手に、急に若手のゴールキーパーを立てるわけだから、これは簡単には行かないよね」 (2月10日)

【プレミアシップ 05−06】
イングランド・プレミアリーグの結果です。

リヴァプールは5日、アウェイで首位チェルシーと対戦しました。
結果は2−0での敗戦。ボール・ポゼッションで上回り、何度もチャンスを作りながらも得点できなかったレッズに対し、チェルシーはコーナーキックのチャンスを確実に活かして35分に先制し、68分にも貴重な追加点を挙げました。必死で追い上げるレッズでしたが、82分、GKレイナが相手選手へ暴行を働いたとして退場となり、そのまま悔しい完封負けを喫してしまいましいた。

ラファエル・ベニテス監督は試合後、レイナの退場処分に対しての怒りをこう語っています。
「急いで病院に行かないとね。あんなにシリアスな怪我なんだから、きっと彼(ロッベン)は入院だろう」
「クレイジーとしか思えないね。レイナのミステイクではあるがね、ロッベンが話しかけて、レイナが振り向いて彼の顔に触れたのは確かなんだから」
「だがTVで誰もが確認できると思うが、彼は首の骨でも折ったんじゃないかという様子だった。3週間くらい入院するんだろう。私の知ったことではないがね」
「私には理解できない。誰かをキックしてもイエロー・カードすら出ない試合で、相手選手にタッチしただけでレッド・カード、3試合の出場停止とはね」
「レイナはミスを犯した、それは明らかだ。彼にタッチすべきではなかった。ロッベンに怒らせるようなことを言われて、思わず振り返って彼の顔に触ってしまったんだ」
「あんなにもんどりうって倒れるんだから、首の骨が折れてるかもしれないね。ウィリアム・ギャラスだってレイナにタッチしたが、レイナは倒れたかな? ノーだ」
「こういうケースのレフェリーをするのは、もっと経験を積んでからにしてもらいたい。状況をよく理解し、コントロールしなければならないわけだから。実際に何が起きたわけでもない。顔にタッチした、ただそれだけのことだ」
「あのレフェリーとは話していないが、第4レフェリー(予備審判)とは話をした。あの判定は彼にとってもサプライズだったということだった。できるなら(FAに)上告したいね」
「我々は多くのチャンスを作っていた。特にファースト・ハーフはほとんどをコントロールしていた」
「しかしコーナーキックからのチャンスをミスして、逆に彼らにカウンター・アタックのチャンスを与えてしまった」
「後半のチェルシーは多くのチャンスを作っていたが、すべてカウンター・アタックだった。彼らのようなチームを相手にミスをしてしまうと、さらに問題を抱えてしまうことになる。付け入るすきを与えてくれないからね」
「あれだけチャンスがあったんだから、もっと点が入ってしかるべきだった。それは確かだね。しかしうまくやれなかったことをくよくよ考えてはいられない。前に進まないといけないわけだから。ファースト・ハーフの我々のプレイには非常に満足しているよ」

エヴァトンは4日、マンチェスター・シティをホームに迎え、1−0で勝ちました。
ゴール・スコアラーは、デイヴィッド・ワイアー(8分)でした。
エヴァトンはこれで、公式戦で9試合連続で負けがありません。シーズン前半の低迷を取り戻しています。 (2月8日)

【LIPA 10周年】
1月30日、リヴァプール・インスティテュート・フォー・パフォーミング・アーツ(LIPA)の10周年記念式典がフィルハーモニック・ホールで行われ、サー・ポール・マッカートニーが出席しました。
リヴァプール市が主催する『リヴァプール・パフォームズ2006』のスタート・イヴェントでもあったこの式典では、LIPAの学生たちによるパフォーマンスが披露されました。サー・ポールはそれを見守った後、会場をLIPAに移して行われた記者会見にも出席し、学長のマーク・マーク・フェザーズトーン・ウィッティーと創立したLIPAのことを、常に誇りに思っていると語りました。
「(LIPAからはまだビートルズやコールドプレイのようなバンドが出ていないことについて)そういうのは僕らの目的じゃないから。最初から目指してないんだ。もしそうなったらそれはそれでグレイトだけどね」
「コールドプレイとかストーンズとかU2のメンバーになりたいんだったら、それはまた全然別の話になるもんね」
「この学校をスタートさせた時にね、チャリティ・レコードでリヴァプールのクリスチャンズってバンドと一緒になったんだ。彼らに言われちゃったよ。『僕らのやってるようなこと、あなたに教えろっていっても無理でしょう?』ってね。なるほどそうだなって思ったよ。グレイトなバンドってさ、たぶんナチュラルなところから生まれて来るもんなんだよ」
「この頃じゃあそうだな、たとえばほら、テレビ番組とか見ても、3週間ばかしトレーニングしただけですぐスターになっちゃったりするもんね」

「リヴァプールって、僕が生まれた街だからね。それに尽きるな、とにかく役に立ちたい、恩返しがしたいって思うのは」
「このLIPAに来るたびにすんごく誇らしい気持ちになるんだ。この学校にも、この学校から僕が学んだことにも、誇りを持ってる」
「LIPAを開校して以来、パフォーミング・アーツの分野で僕らはたくさんの子供たちを教え、そして世界に送り出してきた。で、今では世界のあちこちで、いろんな人が僕を呼び止めて言うんだ。『うちにはLIPAの生徒がいるんです。みんなグレイトですよ』ってね」
「そんなわけで、リヴァプールは僕にとっての自慢の種みたいなもんなんだよ」

サー・ポールは、リヴァプールが2008年のキャピタル・オブ・カルチャーに選ばれた時のことについても話しています。
「ロンドンで車を運転中にラジオで聞いたんだ。あの時はシビレたねえ。ずっと僕らが待ち望んでたものだからね」
「招致合戦は実に厳しかったよね。で、うちの奥さんはその最後まで争ったニューカッスル出身なんだよね。もう家族は内戦状態だったよ」

来年秋に竣工予定のキングズ・ドック・アリーナのこけら落としで演奏すると言われていることについては、こう答えています。
「まだ何も決めてないんだ。アメリカ・ツアーを終えたばかりだから、しばらくはゆっくりしようと思ってるし」
「だから何も決まってないんだって。そのうち分かるよ。まだまだ先の話だろ」 (2月5日)

【プレミアシップ 05−06】
イングランド・プレミアリーグの結果です。

エヴァトンは1月31日、アウェイでウィガンと対戦しました。
結果は1−1の引き分け。両軍ともに退場者が出る荒れた試合になりました。エヴァトンの1点は、相手ミッドフィルダーのオウン・ゴールによるものでした。

リヴァプールは1日、バーミンガムをホームに迎ました。
28分に相手ミッドフィルダーが退場となり、圧倒的に攻めていたリヴァプールは、62分にスティーヴン・ジェラードのゴールでリードを奪うと、すぐさまロビー・ファウラーを投入。押せ押せムードで試合を進めましたが、終了直前の88分にシャビ・アロンソがまさかのオウン・ゴール。土壇場で同点にされます。ロスタイムにファウラーがオーヴァーヘッド・キックでゴールネットを揺らしますが惜しくもオフサイドの判定。そのまま1−1で引き分けました。

試合後、ラファエル・ベニテス監督はこう話しています。
「実に、実に残念な結果だ。ファースト・ゴールを決めたら、セカンド・ゴールを奪って試合を決めに行かなければいけない。特に10人を相手にする場合にはね。ゲームをコントロールし、2点目を奪うためにチャンスをクリエイトしなければいけない。たしかに相手のゴールキーパーはまたしてもファンタスティックで、我々の作ったいくつかのチャンスは阻まれた。しかしそれならなおさら、我々はもっとチャンスを作ってセカンド・ゴールを奪いに行かなければならない」
「チャンスが作れないのなら、監督が落ち込まなければならない。しかしガルシアがセカンド・ゴールを決めていれば、あるいはキューウェルかアロンソがチャンスをきっちりものにしていれば、違った結果になったはずだ」
「だから我々はファウラーを呼び戻したんだよ。彼のフィットネスはまだベストではないことはよく分かっているけれど、今日の動きは良かったと思う。もう少しクイックさが必要なシーンもあったがね。しかしまだ復調の途中でも、彼の存在は我々にとって大きい。特にペナルティ・ボックス付近でね」
「あのゴールが認められていたら、それこそパーフェクトなエンディングになってたのにね。ファンタスティックな幕切れにね」
「あのオフサイドは実に惜しかった。最後の最後でオーヴァーヘッド・キック。あれが入ってればまさにドリーム・リターンになったのに」
「我々はほとんどの時間帯でいいプレイができていたが、相手に体制を整える時間を与えすぎてしまう場面もいくつかあった。もっとクイックにボールを動かして行かなければ」
「いいところはたくさんあったが、じゅうぶんではないということ。カウンター・アタックももっとうまくやらないとね」 (2月4日)

【FAカップ4回戦】
FAカップ4回戦の結果です。
1月28日にチェルシーをホームに迎えたエヴァトンは、36分のジェイムズ・マクファデンのゴールで先制したエヴァトンでしたが、73分にフランク・ランパードに同点にされ、そのまま1−1で引き分けました。

試合後、チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督はこう語っています。
「我々はファースト・ハーフをコントロールしていた。フランク・ランパードとマニシェにかなりボールがわたっていた。しかし向こうに点が入ってからはバラバラになってしまった」
「でもあれはグレイトなゴールだよ。クロスはファンタスティックだったし、ヘディングも素晴らしかった。あのゴールの後、我々はボールを奪われるようになったね。いくつか見ていられないようなプレイもあったし」
「あのへんの時間帯は最低だったね。しかしブレイクの後はすべてが見違えるようになった。延長戦をやりたいところだったがね。しかしこれはカーリング・カップじゃないからね、悲しいことに」
「エヴァトンは我々の前にしっかりと立ちはだかった。彼らはとにかくファイトする。常にホームでやってるようにね。まあだから今日の結果は、喜んで受け入れるべきだと思う」

エヴァトンとチェルシーのFAカップ4回戦の再戦は、2月8日、チェルシーのホームで行われます。

1月29日、ポーツマスとアウェイで対戦したリヴァプールは、1−2で勝って5回戦進出を決めました。
ゴール・スコアラーは、スティーヴン・ジェラード(37分、PK)、ヨン・アルネ・リーセ(41分)でした。

試合後、キャプテンのスティーヴン・ジェラードはBBC1のインタヴューに答えました。
「難しいゲームだったね。いつも最初の20分がほんとに難しい」
「相手はロング・ボールを多用してきて、僕らはすごく嫌な感じがしてた。先制点が入るまでは」

その先制点となったペナルティ・キックの判定についてはこうコメントしています。
「僕のところからは遠かったから、よく見てないんだ。(ビデオで)見直してみるけど。でも、レフェリーの判断について議論しようとは思ってないよ」
「アウェイでポーツマスと戦うのは、いつもほんとに難しい。なんとか勝ち上がれてよかった。次のラウンドの抽選では、できればもう少し友好的な相手が来てほしいな」

抽選の結果、リヴァプールの5回戦の相手は、最も友好的でない相手のひとつ、マンチェスター・ユナイテッドに決まりました。5回戦は2月18日、リヴァプールのホームで行われます。 (2月2日)

【ゴッド・イズ・バック!】
1月27日、ロビー・ファウラーのリヴァプール復帰が電撃的に発表されました。
マンチェスター・シティからのフリー・トランスファーで、契約は今季終了まで。来季へのオプションもついています。
ロビーは現在30歳。1993年のデビュー以来、330試合で171のゴールを挙げたリヴァプールでは、サポーターからは“ God ”の愛称で呼ばれる圧倒的な人気プレイヤーでした。しかし2001年11月に電撃的にリーズへ放出され、翌シーズンからはマンチェスター・シティでプレイしていました。

4年ぶりの復帰を果たしたロビーのファースト・インタヴューが、LFCオフィシャル・サイトに掲載されました。

― おかえり、ロビー。
「サンキュー」

― 今の気持ちを一言で表現できる?
「う〜ん…正直に答えるとノーかな。だってまだ実感がね。でもこのアンフィールドに戻って来れたのはグレイトな気分だったよ。オフィスに入ってペンを持って紙にサインしてって…そうなったらいいなって僕がずっと思ってたことが現実になるなんてね」

― 再びここのドアを通り抜けて階段を上がって…戻って来れて最高の気分?
「まったくそう。すっごくハッピーだよ、コワイくらいに! ゾクゾクしてるし…それしか言いようがないね」

― リーズへの移籍が決まって行ってしまう時の、車の中で君がものすごく悲しそうな顔をしてる写真を思い出すけれども、あの時またリヴァプールでプレイするチャンスがあるって思ってた?
「たぶんノーかな、正直に言って。でもここを出てからすごく落ち込んだし、いつも戻りたいと思ってた。ちょっと長いことかかったけど、『ただいま』って言えるのがほんと嬉しい」

― 君は本の中で、アンフィールドでやり残した仕事があるから復帰したいって書いてたよね。君はファンにさよならを言う機会もないまま行かなければならなかったけれども、今は帰って来てファンにハローって言おうとしている…。
「そうそう、あれはいちばんの後悔かもね、僕のフットボール人生で。事実を言っておくと、移籍が決まったのはサンダーランドとの試合中だったんだ。ハーフタイムに荷物をまとめてね。だからきちんとさよならを言うチャンスなんてまったくなかった。赤いユニフォームでアンフィールドに戻って来るのはいい気分だろうね。あのトンネルをくぐって出て行って…アメイジングだろうな」

― そろそろ電話のベルは鳴り止んだかな?
「いや、ずっとスイッチ切ってるよ! たぶん100個くらいメッセージが入ってるんじゃないかな、少なくてもね!」

― マンチェスター・シティやリーズでも楽しんでプレイしてたと思うけど、リヴァプールへの愛情は失ってなかったんだよね?
「最愛のクラブだからね、ずっと。小さい頃応援してたのはもういっこの方だけど、11歳でリヴァプールに入ってからは、このクラブに係わってるみんなとずっと一緒にやって来たんだから。また赤いユニフォームを着れるなんてアメイジングな気持ちだよ。こんなチャンスをもらえるなんてホントに嬉しい」

― この移籍は、いきなり話が持ち上がってあっという間に決まったみたいな感じだったね。スチュアート・ピアース(マンチェスター・シティ監督)がすごく協力的だったってことなのかな?
「その通り。すごく、すごくいい人でね。リヴァプールが僕にちょっと興味を示してくれてるって聞いて、ぜひとも実現させたいって思った。スチュアート・ピアースはすごくよくしてくれたよ。僕の気持ちをよく理解してくれて、リヴァプールへ戻れる手助けをしてくれたんだ」

― リック・パリーとラファエル・ベニテスが君を呼び戻そうと尽力したわけだけど、どうかな、ラファ・ベニテスの新生リヴァプールでプレイするのは。楽しみなんじゃない?
「そうだね、今まで彼の元でプレイしたことはないけど、この1年の成績はファンタスティックだよね。直接はまだ何も聞いてないけど、選手やサポーターも含めて、クラブの関係者からはいいことばかり聞いてるよ。ワクワクするな」

― ラファは、君の持ってるクラブへの愛情とかリヴァプールへのパッションが、今の他のプレイヤーたちの士気を高めてくれるだろうって言ってたよね。自分ではそうなると思う?
「うーん、そうなるといいけどね。さっきも言ったように、ここは僕の最愛のクラブで、だからどんな形でも役に立ったり、他のプレイヤーにいい影響を与えられるなら、そりゃあグレイトだと思う」

― いちばん早くて水曜日のバーミンガム戦でデビュー、もしくはベンチ入りの可能性があるわけだけども、自分ではどう思う?
「いやあ、先のことはわからないよ。僕が決めることじゃないしね。でもそうなったらいいね」

― KOPの前で、再びリヴァプールのプレイヤーとして走って出て行くのって、どんな気持ちになるだろうね?
「いやほんと、考えただけでビリビリくるなあ。正直言って、今でもまだちょっと信じられないって感じもあるんだから。ほんと夢みたいだ」 (1月28日)

【プレミアシップ 05−06】
イングランド・プレミアリーグの結果です。

21日にアーセナルをホームに迎えたエヴァトンは、1−0で勝ちました。
ゴール・スコアラーは、ジェイムズ・ビーティー(13分)でした。

試合後のデイヴィッド・モイーズ監督の話です。
「トップ・パフォーマンスだったね。まだまだ続いてる。他より早く試合を始めて、勝つことができた。この結果は大きいよ」
「いつもこんなプレイをしようとやってきたんだよ。でもいい時のアーセナルならこんなにうまくは行かなかっただろうがね」
「しかし今日の我々は自分たちのゲームができた。ほとんど彼らにチャンスらしいチャンスを与えなかったね」
「今日は選手全員が素晴らしかったと思う。ベンチにいる者も含めてね。アーセナルには全員で立ち向かって行かないといけない。彼らはチャンピオン・チームだからね」
「で、今日の我々はそれができたというわけだ。選手たちはみんな持ってるものをすべて出し尽くしてくれた」
「後は自信だね。それが大きい。ここのところずっといい調子が続いているからね。勝ちが続いている時ってのは、監督の仕事はものすごく楽なんだよ。負けが続いている時よりもずっとね」
「今日は楽しいサタディ・ナイトになりそうだよ」

リヴァプールは22日、マンチェスター・ユナイテッドとアウェイで対戦し、後半ロスタイムの失点により、1−0で敗れました。

「ライヴァルチームを相手にラスト・ミニットでゴールを許したら、しかもそれが2位に上がれるチャンスをフイにするものだったら、誰だってがっくりくるだろう」
「我々はゲームをコントロールしていた。実にうまくボールをキープし、カウンターアタックもうまく行っていた。しかし最後の最後でフリーキックから点を取られるとはね。非常に残念だよ。ほんの小さなことが明暗を分ける。よくあることだがね」
「試合を決めるチャンスはいくつもあった。シセにはフリーでゴール前の決定的なチャンスがあったし。自分たちが作り出したチャンスは確実に決めないとね」
「だが今の我々に必要なのは、次のゲームに集中することだ。リーグの順位表には興味はない。私の興味は、自分のチームと、自分たちがどうやって成長して行くかということだけだよ」

23日現在のリーグ順位は、リヴァプールが44ポイントで3位、エヴァトンが29ポイントで12位です。 (1月25日)

【FAカップ3回戦】
エヴァトンは18日、リーグ・チャンピオンシップ(2部相当)のミルウォールとのFAカップ3回戦の再試合をホーム、グッディソン・パークで行いました。
結果は1−0の勝利。04年までミルウォールでプレイしたティム・ケイヒルが72分に決勝ゴールを決め、エヴァトンの4回戦進出が決まりました。

2試合を通じて、格上の相手をあと一歩のところまで追い詰めたミルウォール。試合後のデイヴィッド・タトル監督は、選手たちを称賛しました。
「うちの選手たちは実力の110%を出し切った。全員が自分の役割を果たしてくれたね。センターハーフの2人は特に良かったと思う」
「あの1点は悔しいね。ウチが前がかりになったところを素早く切り返され、ケイヒルに裏を取られてゴールにつながってしまった」
「我々は、プレミアシップの強豪エヴァトンに堂々と渡り合えた。それは自信にはなるだろうけど、そのことについてべらべらしゃべるよりも、次の試合に勝つことに切り替えて行くべきだろうね」

エヴァトンの4回戦の相手はチェルシーです。試合は今月28日、エヴァトンのホーム、グッディソン・パークで行われます。 (1月20日)

【プレミアシップ 05−06】
イングランド・プレミアリーグの結果です。

リヴァプールは14日、トテナムをホームに迎え、58分にハリー・キューウェルが決めたスーパー・ボレーシュートにより、1−0で勝ちました。

試合終了後のラファエル・ベニテス監督の話です。
「たったひとつのゴールで勝とうとするなら、まさにああいうゴールが理想というもんだね」
「KOPの目の前であんなゴールを決めれられて、ハリーにとっては良かったと思う。この1,2シーズン苦労してるから余計にね」
「確かに、彼がなかなか調子を取り戻せないことでがっかりしたことは何度もある。しかし彼には、ウチのチームにとっていかに重要な存在であるかをきちんと話してある。今日みたいなプレイを続けてくれれば、彼はウチの左サイドを特別なエリアにしてくれるはずだよ」
「今じゃあ痛みもなくトレーニングできるまでになっているようだし。最近のパフォーマンスを見ても、完全復活への手ごたえを、彼自身も感じているはずだよ」

スパーズのマーティン・ジョル監督も、キューウェルのゴールには脱帽です。
「あのゴールはどうしようもないよ。我々はハードに動いたし、いいプレイができていた。前半でピーター・クラウチに渡ったワンチャンスを除けば、ほとんど問題らしい問題はなかったんだがね」
「前線でもう少しうまくやれたかなとは思う。特に後半開始直後のキーンの決定的なチャンス。あれが決まっていれば、結果は違っていただろう」
「今日は我々の日になるかなという気はしていたんだがね。あれだけいいプレイができて、あれだけ優勢に戦えていたわけだから」
「しかしハリー・キューウェルにすべてひっくり返されてしまった。スペシャルなゴールがきれいに決まってしまった。ああいうのはどうしようもないよ」
「かなりのポゼッションを取ることができただけでなく、我々はかなりの時間、観衆を黙らせたんだ。このアンフィールドでね。アロンソを黙らせ、ジェラードにも彼らしい仕事をさせなかった。しっかり準備してハードに戦った証だ。しかしキューウェルのあんなアンビリーヴァブルなショットは、どうにも防ぎようがないよ」

同じく14日、エヴァトンはポーツマスとアウェイで対戦し、0−1で勝ちました。
ゴール・スコアラーは、レオン・オズマン(31分)でした。

試合後のデイヴィッド・モイーズ監督の話です。
「去年もここで勝った(同じく0−1)けど、また今年も再現できたわけだ。これでプレミア・リーグでは3連勝だね」
「選手たちはほんとうによくやってくれているよ。ダービーでの敗戦から、かなり立ち直れたと思う」
「今日はゲームをコントロールすることができたと思う。特に後半はね。1,2回いいチャンスがあった。ああいうのはきっちり決めておかないとね」
「ジョセフ・ヨボは素晴らしかったね。それにフェラーリやオズマンやキルバーンや、まだまだ挙げたいところだけど、とにかくみんなが素晴らしい連携を見せてくれたね」

15日現在のリーグ順位は、リヴァプールが44ポイントで3位、エヴァトンが26ポイントで14位です。 (1月18日)

【FAカップ3回戦】
7日、ルートン対リヴァプールのFAカップ3回戦が、ルートンのホーム、ケニルワース・スタジアムで行われました。
ルートンは、2部相当のリーグ・チャンピオンシップのクラブです。
昨年、同じく3回戦でリーグ・チャンピオンシップのバーンリーと当たり、若手主体で戦った末にオウン・ゴールで敗れるという苦い経験をしているリヴァプールは、今回は主力をスタメンに揃えて望みました。

結果は、3−5での勝利でした。
前半を終わって2−1とリードを許し、後半にも1点を追加されて一時は2点のビハインドを背負うピンチ。しかしその窮地から3点を連取してプレミアの強豪としてのプライドを見せ、面目を保ちました。
ゴール・スコアラーは、スティーヴン・ジェラード(16分)、シナマ・ポンゴユ(62分、74分)、シャビ・アロンソ(69分、90分)でした。

試合後、ラファエル・ベニテス監督はこう話しています。
「とにかく勝ち抜くことが重要だった。前半のウチは最悪だった。相手に自信を持たせてしまったね。選手たちには、相手を圧倒する術を持たなければということを話した」
「3−1になって、私はどこが悪いのかを分析しようとした。流れを変えることが必要だと思ってシナマ・ポンゴユを入れたんだが、あれでほんとうにガラッと変わったね。あれからはウチがゲームをコントロールした」

リヴァプールの4回戦の相手は、ポーツマスに決定しています。
試合は1月29日、ポーツマスのホーム、フラットン・パークで行われます。


同じく7日、エヴァトンもリーグ・チャンピオンシップのミルウォールとアウェイで対戦し、1−1で引き分けました。
39分に先制され、いくつもの惜しいシュートをキーパーに阻まれる苦しい展開でしたが、79分、ついにレオン・オズマンのヘディング・シュートで同点に追いつき、再試合に望みをつなぎました。

試合後、デイヴィッド・モイーズ監督はこう話しています。
「終わりが近づくにつれて、同点に追いつけないのではと心配したよ。勝っていてもおかしくない試合だったとは思うけどね。向こうのゴールキーパーは素晴らしいセーヴの連発だったね」
「しかしこっちのミスもたくさんあった。楽に勝たなければいけない試合だったよ」
「FAカップは今シーズンの我々にとっては特に重要なものだ。これしか残っていないからね」
「プレミア・リーグでは、上位4,5チームだけがタイトルや順位を賭けて戦っているのが現状だ。あとの残りは、どこもFAカップをより重視して戦っている。できるだけ長く生き残りたいね。そのためには、まずミルウォールに勝たないとね」

エヴァトン対ミルウォールの3回戦再試合は、18日にグッディソン・パークで行われます。
勝ったチームの4回戦の相手は、チェルシーに決まっています。 (1月14日)

【サー・ポール登場!?】
“ Liverpool Performs ”が公式テーマとなっている今年のリヴァプール。
年間を通じて様々なイヴェントが企画されることになっていますが、早くも最初のビッグ・ニュースが飛び込んで来ました。なんと、サー・ポールの登場です!

今月30日、リヴァプール・インスティテュート・フォー・パフォーミング・アーツ(LIPA:ポール・マッカートニーの元母校で、彼が中心となって再建した大学)の10周年記念式典がフィルハーモニック・ホールで行われます。

式では、パフォーミング・アート専門のユニークな大学としてLIPAが歩んだこの10年の歴史を振り返ったり、現役の学生や卒業生によるパフォーマンスが行われます。さらに、ゲストとして招かれる有名アーティストによる記念パフォーマンスも予定されています。

ゲストには、シンガーのジョアン・アーマトレーディングやソングライターのガイ・チャンバース、ミュージシャンでアトミック・キトゥンのプロデューサーとしても有名なアンディ・マクラスキーなどの名前があがっています。
そして、毎年卒業式に出席し、臨時講師を務めるなどしてLIPAをサポートし続けてきたサー・ポールも、ゲストとして出席することになっているようです。

LIPAが主催するこの記念式典ですが、2006年のリヴァプールのテーマである『リヴァプール・パフォームズ』のプログラムのひとつとして開催されます。

リヴァプール・シティ・カウンシルのリーダー、ウォーレン・ブラッドリーはこう話しています。
「今年は、キャピタル・オブ・カルチャーに向けて毎年テーマを設定して4年目です。今年のテーマは、『リヴァプール・パフォームズ』。LIPAの10周年記念とジョイントするイヴェントができるなんて、実に楽しみですね」
「サー・ポール・マッカートニーに来ていただければ、こんなに嬉しいことはありませんよ。これから12ヶ月かけて続くセレブレーションの、ファンタスティックなスタートになりますよね」

現在LIPAでは、1200人以上の生徒が学んでいます。この種の学校としては国内では最大規模であり、また、最も注目されている学校でもあります。
LIPAの開校にあたっては、1580万ポンド(現在のレートで約32億4000万円)の費用がかかりました。このうちの120万ポンド(約2億4600万円)をサー・ポールが負担しています。
パフォーミング・アーツ専門の大学として、LIPAには、最先端のレコーディング・スタジオ、コントロール・ルーム、ダンス・スタジオ、リハーサル・ルームやドレッシング・ルーム、ヴィジュアル・アートやグラフィック・アートのための施設、クラスルーム、リソース・センターなどが完備されています。

LIPAの校長兼CEOのマイク・フェザーストーン=ウィッティーはこう話しています。
「このイヴェントには2つのテーマがあります。まず、私たちや生徒たちがこの10年積み上げてきた歩みをみなさんに見ていただくこと。そして私たち自身も、この学校に来た日から歩んで来た生徒たちの成長を確かめたいのです」
「式に招待する方々は、何も著名人だからという理由で選ぶわけではありません。これまでお世話になった方や、この学校の歴史に名を連ねる方を招待するのです。主役は生徒たちなんですから」 (1月13日)