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リヴァプール・ニュース
Copyright(C)2006 Scouse House
2006年5月&6月
【マイクの写真集】
マイク・マッカートニーが、新しい写真集『 Live8 cool pix 』を発表しました。
昨年夏にロンドンのハイド・パークで行われたチャリティ・コンサート『Live 8』のフォト・ダイアリーになっていて、出演したスターたちの飾らない姿が収められています。
兄のサー・ポール・マッカートニーとコンサートのオーガナイザー、サー・ボブ・ゲルドフのゲストとして招待されたマイクは、多くのオフィシャル・フォトグラファーたちよりも間近でこのビッグ・イヴェントを目撃することになりました。
写真集には、ボノやスティング、マドンナ、ジョージ・マイケルといったミュージシャンたちだけでなく、コフィ・アナン、ブラッド・ピット、ビル・ゲイツ、サー・ピーター・ブレイクといった有名人たちも登場しています。
写真集の序文で、ポールはこう記しています。
「ライヴ8は、たぶんこの10年で最も重要な1日のひとつだった。幸運にもマイクはあの場所にいてくれて、バックステージで起こったハプニングをたくさん捉えてくれたんだ」
29日、この写真集の出版を記念したサイン会が「ワールド・ミュージアム・リヴァプール」で行われました。
マイクはこう話しています。
「これが全部売れたら、僕らは数万ポンドを集めることができる。アフリカや世界の貧困を過去のものにするためにね」
写真集『 Live8 cool pix 』は、限定1500部のみの出版で、収益は「ライヴ・エイド・トラスト」に直接送られます。
リヴァプールでは観光局 08 Place で販売されます。価格は、マイクのサインつきが60ポンド、サインなしが30ポンドです。 (6月30日)
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【いよいよ開幕】
いよいよ29日、今年の『サマー・ポップス』が開幕します。
セントラル・ドックには、2エーカーのカーペットと300トンの砂利が引かれ、会場となる巨大テント「ビッグ・トップ」も完成しています。
木曜日にトップバッターとして登場するのは、今回が6回目の出演となるジュールズ・ホランド。およそ1ヶ月の開催期間中には、ザ・フーやペット・ショップ・ボーイズ、ニュー・オーダー、ブラアン・アダムズ、ジェフ・ベックなどが『サマー・ポップス』で演奏します。
フェスティヴァルの主催者は、12万人以上の動員を見込んでいます。
9000枚のチケットがわずか15分でソールド・アウトになったザ・フーの2回のショウには、かなりのプレミアがついています。
定価50ポンドのチケットは現在、チケット・ショップなどで最低でも100ポンド(約2万1500円)、前の方の席だと300ポンド(約6万4500円)以上の値がついています。
また、高級レストラン「ヒースコーツ」での食事などがセットになったVIPチケットが4枚オークションにかけられ、最低価格1000ポンド(約21万5000円)でスタートしました。
フェスティヴァルのスポークスマンはこう話しています。
「カルチャー面で、『ポップス』はこの街に大きな貢献をしてると思いますよ」
「リヴァプールの人々に自信をもたらしたキャピタル・オブ・カルチャー誘致の成功にも一役買ってるはずですからね、ちゃんと評価してほしいですよね」
観光局のダイレクター、マーティン・キングは、市への経済効果に期待しています。
「ワールド・クラスのラインナップが1ヶ月も続くなんてのは、まさにサマー・ポップスならではですよ」
「この街にグレイトなインパクトをもたらすファンタスティックなイヴェントです。ザ・フーやシンプリー・レッド、ウェストライフ、アーハといったアーティストにはたくさんのファンがいます。たくさんの人がリヴァプールに来てもらって、ホテルに泊まり、レストランで食事をし、バーで飲んで、そのついでに彼らのヒーローのライヴを楽しんでもらいましょう」
『Liverpool Summer Pops 2006』 ラインナップ
<6月>
29日(木) Jools Holland and His Rhythm and Blues Orchestra
30日(金) Best Of the Australian Pink Floyd - Part One
<7月>
1日(土) Oscar Peterson
2日(日) Pet Shop Boys
3日(月) Whitesnake
4日(火) Deacon Blue
5日(水) The Who
6日(木) The Who
7日(金) James Brown
8日(土) New Order
10日(月) Simple Minds
11日(火) Corinne Bailey Rae
12日(水) Jeff Beck / Buddy Guy
13日(木) The Darkness
14日(金) Ronan Keating
16日(日) A-Ha
17日(月) Westlife
18日(火) Simply Red
19日(水) Simply Red
20日(木) Sugababes
21日(金) Il Divo
22日(土) Best Of the Australian Pink Floyd Show - Part Two
23日(日) Bryan Adams
(6月29日)
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【マイケルの願い】
20日に行われたワールド・カップのスウェーデン戦で、イングランド代表のマイケル・オーウェンが全治5ヶ月の重症を負って退場しました。
翌日に帰国したオーウェンは、こう話しています。
「感情的にならず、かつ正直に言うと、ピッチに背中をつけてアイスパックで膝を冷やしている時、僕が感じていたのは自分の痛みじゃなくて、罪の意識だった」
「知り合いのみんなにメールを送ったんだ。がっかりさせてしまって申し訳ないって。ニューカッスル・ユナイテッドの人々にも、大きな責任を感じてる」
「移籍金(レアル・マドリーへおよそ34億円)を用意してくれたチェアマンのフレディ・シェファードや、この大会に入ってからも連絡をくれては励ましてくれた監督のグレン・ローダー、それからまだ僕のプレイを11試合しか見てもらえていないグレイトなファンたちのことを考えると、なおさらね」
オーウェンはまた、「タイム」紙のコラムでこう書いています。
「ドイツのホテルを出て帰国する際、スヴェン=ゴラン・エリクソンに、ワールド・カップの決勝戦には戻って来るつもりだと伝えました。僕自身の大会は終わってしまったけれど、メダルを首にかけてもらいたい気持ちはまだあります、と」
「チームを離脱したあの水曜日が、僕がスヴェンに ――僕がプレイできる時は必ず代表に呼んでくれた監督であり、その監督のために僕はたくさんのゴールを決めた――
会う最後だったのかもしれないなんて思うと、不思議な気持ちになります」
「でも、僕はあきらめていません。7月9日、彼にまた会えると思っています」 (6月23日)
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【まだまだこれから】
20日、ワールド・カップのグループBの最終節でイングランドはスウェーデンに2−2で引き分け、グループ1位での決勝トーナメント進出を決めました。
途中出場でイングランドの2点目を決めたスティーヴン・ジェラードは、翌日にこう話しています。
「16強でどことあたることになってもいいように、ちゃんと準備はしてたけどね。でも1位通過にはこだわっていた。そうなればウチは日程に余裕ができるし、その間にいろいろ試すことができるからね」
「1,2日で回復できるだろうから、その後は週末に向けて、できる限り調子を上げるように持って行きたい」
「僕自身は、ウチのプレイはスウェーデンより若干上回っていたと思った。でもセットプレイの時は危なっかしかったね。いつものウチらしくないことなんだけど。そういう点はトレーニングで修正して行く必要がある」
「それと後半のウチは、パスも足もストップしてしまった。最初の45分間と同じテンポで、ハードに行こうとはしていたんだけど、ベンチから見ていてちょっと無理な感じだった。後半もペースをキープするようなトレーニングはしてきてるんだけどね」
「監督が僕を投入したのは、ミッドフィールドにエナジーを注入したかったからなんだ。でも難しかった。スウェーデンはゴールに向かって押せ押せだったからね」 (6月23日)
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【サファリ・パークのベイビー・ブーム】
ノウズリー・サファリ・パークが、ベイビー・ブームに沸いています。
毎年新生児で賑わうこの季節ですが、今年は過去最高の出産ラッシュとなっています。わずか2週間の間に50を超える赤ちゃんが誕生しました。出産ラッシュはまだまだ続いています。
今年のトップ・ニュースは、「ペレ・デイヴィッドの鹿」と言われる、世界で最も珍しい鹿の一種の赤ちゃんが20頭以上も産まれたことでした。
サファリ・パークのゼネラル・マネージャー、デイヴィッド・ロスはこう話しています。
「ノウズリーで記録的に動物たちが増えていることを、誇りに思います。ここには世界中から動物たちがやって来ているわけですが、この広々とした場所で、彼らがハッピーに暮らしてくれているっていうことですからね」
「希少種や絶滅危惧種の出産がいくつもあったことにも、私たちは喜びを感じています。
ロス氏はさらに、白サイの出産が間近なこと、2頭の象が妊娠していることも付け加えました。
ノウズリーは、英国に5つあるサファリ・パークのうちのひとつで、今年36回目のシーズンを迎えています。
近年人気のアトラクションとなっていて、昨年は70年代初め以来、およそ30年ぶりに50万人を超える入園者数を記録しました。 (6月21日)
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【64歳の日】
今年の「父の日」である18日の日曜日、サー・ポール・マッカートニーが64歳の誕生日を迎えます。
しかし、つい先日の離婚表明で、彼自身が25歳のときに発表した歌 ' When I'm 64 ' のようなハッピーな誕生日とはならないようです。
ビートルズを生んだ「キャヴァーン・クラブ」を所有する Cavern City Tours のダイレクターのひとり Bill Heckle は、ポールの会社MPL同様、彼らもこの日を記念するイヴェントは何も行わないと言っています。
ビルの話です。
「ポールはすごく落ち込んでる。本人が辛い思いをしている時にお祝いするのはそぐわないからね。まあ、65になった時にでも何かやりたいよね」
アルバート・ドックにあるミュージアム Beatles Story では、' When I'm 64 ' のカラオケ大会が行われます。
オペレーション・マネージャーの Louise Collier は、こう話しています。
「カラオケ大会は、土曜日と日曜日の午後2時から3時半に、『ビートルズ・ストーリー』内のキャヴァーン・クラブで行います」
各日の優勝者には、アルバート・ドックのレストラン Pan American での食事券がプレゼントされるそうです。
この週末、「ビートルズ・ストーリー」では、1962年生まれの人は入場無料となるほか、ポールへのバースディ・カードを持参した人の中から抽選で64ポンド分の商品券をプレゼントすることになっています。
また、日曜日にポールの少年時代の家 20 Forthlin Road の見学ツアーに申し込んだファンには、ツアーを運営する National Trust からスペシャル・ギフトが贈られます。
ナショナル・トラストの地域マネージャー Simon Osborne の話です。
「あと、私たちはオールシーズン、64人目のお客さんは無料にしてるんですよ」 (6月18日)
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【もっとシックスティーズに】
マシュー・ストリートの「グレープス」は、「ビートルズのパブ」として知られています。
1960年代の初め、「キャヴァーン・クラブ」の斜め向かいというロケーションから、このパブはビートルズをはじめとするマージービートの人気バンドたちで毎日のように賑わいました。
今でも店内には「ビートルズ・シート」が残されていて、ファンたちがひっきりなしに訪れる人気スポットとなっています。
先週、「グレープスはアーティストが運営するギャラリーになり、名前を『ロイヤル・スタンダード』として再オープンする」という新聞報道がありました。
しかし、昨年7月から妻のスーと一緒にこのパブのオーナーを務めるポール・ブリストウ氏は、この報道を真っ向から否定し、反対に60年代のディスプレイを増やして行くと語りました。
39歳のブリストウ氏の話です。
「外のグレープスの看板を新調したところだよ。名前を変えるつもりなんてまったくないって」
「店を引き継いだとき、『変えないように』って念押しされたんだ。僕自身そうしたいとも思ってなかったけど。だからカーペットとカーテンを取り替えたほかは、いくつか家具を修理したくらいかな。でもね、60年代のメモラビリアはもっと増やそうと思ってる」
喜んだこのパブのレギュラーたちから、当時のお宝メモラビリアが続々と集まっています。
ビートルズの初代マネージャー、アラン・ウィリアムズは、ビートルズのハンブルグでの巡業先「カイザーケラー」の契約書のコピーや、1960年の「シルヴァー・ビートルズ」時代にスコットランド巡業で滞在したホテルの領収証などを提供しています。
その他にも、「ビートルズ・マガジン」の初版や、サー・ポール・マッカートニーが醸造して限られた友人や家族だけに配ったビールなどが寄付されたそうです。
ブリストウ氏は続けます。
「ミック・ジャガーのサイン入り写真とか、ジェフ・ハーストのサインが入った1966年のワールド・カップの写真とかもあるよ」
「この場所のヒストリーに、ものすごく愛着がある。だから、ビートルズが座った場所を見にたくさんの人が来てくれるけど、彼らにもっとたくさん当時のものを見せてあげたいと思うんだよね」 (6月15日)
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【コードがロゴに】
ビートルズをテーマにした4つ星ホテル「ハード・デイズ・ナイト・ホテル」のロゴ・マークが発表されました。
ホテル名の由来となったビートルズ1964年のヒット曲、"A Hard Day's Night" のオープニング・コードの、ギターのタブ譜をデザインするという、ユニークなものとなっています。
オーナー会社「キャヴァーン・シティ・ツアーズ」のダイレクター、ビル・へックルはこう語っています。
「ビートルズ・ファンっていうのは、何かにつけていろんな違った意味を見つけ出すのが大好きですからね、きっとこのロゴを気に入ってもらえるんじゃないかと思いますよ」
「このコードの見た目って、まさにビートルズのステージでの並び方そのまんまなんですよ。ほら、ジョージとポールが左で、それからちょっと後にリンゴ、いちばん右にジョンになってるでしょ」
「ハード・デイズ・ナイト・ホテル」は、来年秋のオープンに向けて順調に出来上がっています。
マシュー・ストリートを抜けてすぐ、ノース・ジョン・ストリートのコーナーにあるセントラル・ビルディングを改装して作られるこのホテルは、地下1階、地上7階(英国式に言うと地上6階)建てで、110の客室が設けられます。
各客室には、アメリカ人アーティスト、シャノンの手によるビートルズにちなんだ絵が飾られます。110室それぞれに違う絵が飾られ、フロント・ドアの外には、客室の絵のミニチュアが架けられます。地下に飾られるのが「キャヴァーン・クラブ」で演奏するクォリーメンであったり、最上階に飾られるのがアップル・ビルの屋上で演奏する解散間近のビートルズであったりと、ホテルそのものが、ビートルズの歴史を辿るギャラリーのようにデザインされます。
ビル・へックルはこう話しています。
「みんなに感激してもらえると思いますよ。壁紙から何から、いろんなものをビートルズにするつもりですからね」
「それでいて豪華で気品もあるホテルになりますよ。飾られるビートルズの絵だって実に繊細な絵ですからね」
「シャノンは、世界でもっとも素晴らしいビートルズ・アーティストとして有名です。彼女の絵はほんとうに素晴らしい。彼女の作品を展示させてもらえるのは、我々としても光栄なことです」
シャノンはこう話しています。
「この仕事をやってみないかって電話をビル・へックルから受けたとき、『やった!』って思ったわ。私は6歳の時からずうとビートルズの絵を描いてきてるんだもの」
「ビートルズが生まれた街に私の作品が飾られて、それをたくさんのファンが見てくれるなんて、ほんとうに素晴らしく名誉なことだって思う」 (6月9日)
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【LIPAからナンバー1】
サー・ポール・マッカートニーが中心となって設立した大学 Liverpool Institute for Performing Arts (LIPA)の卒業生 Sandi Thom のシングル 'I Wish I Was a Punk Rocker (With Flowers in My Hair)' が、全英チャートのナンバー1を獲得しました。
今年創立10周年を迎えたLIPAにとって初の快挙で、いてもたってもいられなかったのか、サー・ポールは、すぐにリヴァプールに飛び、LIPAを訪れました。
現在学んでいる学生たちに、サー・ポールはこう話したそうです。
「無茶苦茶嬉しいよ。サンディが夢を実現する手助けができたんだから」
スコットランド出身で現在24歳のシンガーソング・ライター、サンディは、2003年にLIPAを卒業しました。
在学中は自身のバンド以外にも2つのバンドや2つのゴスペル・コーラスに加入して活動していました。先月に行われたLIPAの音楽フェスティヴァルでは、ヘッドライナーを務めています。
サンディは、学生時代にサー・ポールに指導してもらった時のことを、こう回想しています。
「7人編成のバンドにいたとき、サー・ポールにアドヴァイスをもらったの。『キープ・イット・シンプル』って」
「この言葉にものすごく感激したわ。LIPAではほんとにたくさんのことを教えてもらった。いっぱい感謝してるの」
サクセスしたことで生活が変わったか、という質問には、サンディはこう答えています。
「いつもやってきたことを今もやってるわ。歌を演奏することと、世界を見ること。わたしのやりたいことってそれだけなんだもん」
LIPAの学長、マーク・フェザーストーン=ウィッティも、嬉しそうにこう語っています。
「ファンタスティックなニュースですねえ。まさに快挙でしょう。しかも我々にとってはアメイジングなタイミングですよ。10周年の年に卒業生がチャートのトップを射止めるなんてね」 (6月8日)
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【イングランド代表のレッズ戦士】
5月30日、ワールド・カップ合宿中のイングランド代表は、ハンガリーとテストマッチを行い、3−1で快勝しました。
リヴァプールのラファエル・ベニテス監督が、自軍の選手たちについてコメントしています。
まず、クラブとは異なったポジションで起用されたジェイミー・キャラガーとスティーヴン・ジェラードについて。
「これでウチは、ジェイミー・キャラガーっていう名前のミッドフィルダーも獲得できたわけだね」
「実に驚いたよ。プレミアシップ最高のセンターバックが、代表では中盤でプレイしているんだからね。キャラがいろんなポジションをこなせるプレイヤーだってことは、分かってはいるけれど」
「キャラは立派だから、常にベストを尽くしてプレイしようとする。どのポジションであってもね。実際どこでをやらせてもハイレヴェルだよ、彼は」
「スティーヴン・ジェラードにしても同様だ。リヴァプールの選手たちがそういう起用をされるのは、能力の高さによるものなんだ」
「ジェラードはスペシャルなプレイヤーだ。確かに我々も彼をセンター・フォワードとして起用したことがある。ただしあれは、他にストライカーがいない緊急事態だったからだよ」
「彼が世界最高のミッドフィルダーのひとりであることは間違いない。彼は今回のワールド・カップに、いいフィジカル・コンディションとたくさんの自信も持って臨む。どのポジションでプレイしようと、彼にとって素晴らしい大会になると思う。スターのひとりになる可能性はじゅうぶんあるよ」
ピーター・クラウチについては、こう語っています。
「リヴァプールでの活躍と同じように代表でもいい仕事をしているのが、とても嬉しい。多くの人々に、彼を獲得して良かったとわかってもらえたと思う。彼はリヴァプールにとって本当に必要な選手だし、その重要性は今後も変わらない」
追加召集されたキーパーのスコット・カーソンについては、こう話しています。
「カーソンがワールド・カップに行けてとてもハッピーだ。たくさんの経験を積んで帰って来るだろうし、それが彼の将来に役立つはずだ」
最後に、ポーランド代表に選ばれなかったイェルジー・デュデクについて、こう語っています。
「私には、イェルジー以上のポーランド人キーパーがいるとは信じられない。彼が代表に選ばれなかったと聞いたときは本当に悲しかった」
「イェルジーと話して、彼がワールド・カップにどれほど強い思いを抱いているのかを私は知っていた。シーズン後半では、彼は何試合もプレイして、非常に良かった。だからあの決定は私には理解できない」 (6月4日)
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【ラファをキープ】
リヴァプールFCのラファエル・ベニテス監督が、クラブと新たに4年契約を結びました。
就任1年目でチャンピオンズ・リーグを、2年目でFAカップを制した名監督は、レアル・マドリーのオファーを蹴って、2010年までマージーサイドに留まることを選びました。
地元紙「リヴァプール・エコー」に、ベニテスはこう語っています。
「契約にサインしました。とても嬉しく思っています」
「昨シーズンの間に私たちは合意に達していて、その後はまったく何にも問題はなかったです。で、今日全部の書類にサインしてクラブに送ったというわけです」
「リヴァプールでは本当にハッピーですよ。来るべきシーズンで、さらなるサクセスをエンジョイできればと思っています」
リヴァプールのチーフ・エグゼクティヴ、リック・パリーはこう話しています。
「ラファがペンを取ってくれて非常に嬉しく思っていますよ」
「彼とはシーズン中に握手が出来ていたのですが、それ以来、彼が私たちと未来を歩んでくれると信じていました。言ったことには責任を持つ男ですから、ちゃんと契約してくれるはずだと」
「新しい契約は、経済的にどうこうではなくて、ラファの信頼にクラブがどう応えるかというものです。彼が指揮を執ってくれる限り、このクラブは安心だと我々は確信しています」 (6月3日)
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【ラムバナナの心の故郷】
リヴァプールの人々に愛されている Superlambanana の、ガーストンへの移設が検討されています。
このユニークな形をした巨大な黄色い像は、1998年に日本人彫刻家「タロー・チエゾー」によって作られました。以来、ウィリアムソン・スクエアや、ワッピングなどシティ・センター各地を転々とし、昨年からは John Moores University の敷地に置かれています。
ガーストンはリヴァプール郊外のマージー河沿いの街で、シティ・センターからおよそ10km ほど南にあります。リヴァプールの空の玄関、ジョン・レノン空港は、ガーストンからさらに5kmほど南のスピークにあります。
公聴会に出席したカウンシル・リーダーのウォーレン・ブラッドリーはこう話しています。
「私たちは『イエロー・サブマリン』をスピークのジョン・レノン空港に移したところで、今度はガーストンにラムバナナがやって来るなんて、グレイトなアイデアだと私は思いますね」
「スーパーラムバナナ」を招致しようとしている Garston Cultural Village は、ガーストンはラムバナナの「心の故郷」であると主張しています。
「ガーストン・カルチュアル・ヴィレッジ」のコーディネーターを務めるアーティストのアレックス・コリーナは、こう話しています。
「グレイト・ニュースだよ。ラムバナナはガーストンとリヴァプールを象徴するアイコンなんだ。だってラム(羊)を輸出してバナナを輸入して来た歴史を、ユーモアにくるんで合体させちゃってるんだから」
「ガーストン・ドックがラムの輸出とバナナの輸入のルートだったってこと以外にも繋がりがあるんだ。この像自体、ガーストンにあったブライアント&メイっていうファクトリーで作られてるんだよ」
アレックス・コリーナは現在のリヴァプールを代表するアーティストのひとりで、モナ・リザの顔をジョン・レノンにしてギターを持たせた作品 "Mona Lennon" で知られています。 (6月2日)
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【ポップ・アートの巨人が描くリヴァプール】
ブリティッシュ・ポップ・アートのパイオニア、サー・ピーター・ブレイクが、リヴァプールのために8つの作品を制作することになりました。
2008年の「キャピタル・オブ・カルチャー」を祝うためのもので、リヴァプールが2003年から2010年までの各年に設けたテーマに沿ったシルクスクリーン作品が発表されることになっています。すべて、20世紀前半の旅行ポスターのイメージで制作されます。
その最初の2作品が、5月26日の「デイリー・ポスト」紙上で発表されました。
1つ目は 'THE SEA' で、マージーフェリーとリヴァプールのウォーターフロントの「3グレイシズ」がフィーチャーされています。空にはカモメが飛んでいます。2つ目の作品は 'PERFORMANCE' で、ゴルフ・コースのシーンが描かれています。ウィラルのホイレイクでは今年全英オープンが開催されることになっています。
今後は、今年の秋から冬にかけて 'FAITH' と 'LEARNING' 、2007年の春から夏に 'HERITAGE' と 'INNOVATION' 、2007年の秋から冬に 'ENVIRONMENT' と 'CULTURE' と続くことになっています。
それぞれのプリント版が、350部限定で製作・販売されます。
リヴァプール在住のアーツ・コンサルタントで、今回ピーター・ブレイクとの交渉に協力したリディア・ベイツは、こう話しています。
「サー・ピーターがこの街に愛着を持ってくれていることが、ほんとによく現れてると思うの。彼の才能って、親しみやすくしたり、ちょっとひねってイメージを際立たせたりするところにあるのよね。見る人が思わず微笑んでしまうような」
サー・ピーター自身は、こう語っています。
「何がこの街をこんなにグレイトにしたかったことを考えるとだね、それは善意だと思うんだな。ライム・ストリートに到着した途端、歓迎されてるように感じるんだ。実にリラックスさせてくれる街、とも言える」
「キャピタル・オブ・カルチャーになることは、ものすごく大きいことだよ。この街のカルチャーがもっと拡大するし、今やってる街の再生にもプラスだ。さらには他の街からたくさんの文化的なヴィジターがやって来るわけだから」
ダートフォード出身で現在72歳のピーター・ブレイクは、2002年に「ナイト」の爵位を授かりました。
英国を代表するポップ・アーティストで、1967年に発表されたビートルズのアルバム「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」のジャケットをデザインしたことでも有名です。
2000年には、アルバート・ドックの「テート・リヴァプール」で、ピーター・ブレイクの作品展“ABOUT COLLAGE”が開催されています。 (5月28日)
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【奇跡から1年】
25日、リヴァプールFCがヨーロッパチャンピオンになってから、ちょうど1年が経ちました。
リヴァプールの各地で、LFCサポーターたちが「イスタンブールの奇跡」の1周年を祝いました。
アンフィールド・スタジアムでは、かつてのスター選手フィル・ニールとデイヴィッド・フェアクロウも参加してのスペシャル・ディナーが企画されました。
ストリートでは、ファンたちの企画で、100万人が集まったと言われる昨年の凱旋パレードが再現されました。
レッズ戦士たちや優勝トロフィー「ビッグ・イアー」を乗せたあの同じバスを借り切って、市内各地を巡回したのです。
もちろん今回は選手は乗っていませんし、トロフィーもレプリカでした。
パレードのオーガナイザー、ロイ・ドーナムはこう話しています。
「このアイデアってのはパブで出てきたものなんだ。誰かがイスタンブールのこととか、2005年の5月25日のこととかを話題にするたびに、どんどん妄想が膨らんで行ってしまってねえ」 (5月27日)
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【ビートルズの里帰り】
25日、ビートルズがリヴァプールに里帰りしました。
といっても、もちろんホンモノのビートルズではなくて、等身大のロウ人形です。
ロンドンの「マダム・タッソウズ(ロウ人形館)」が所有していたこれらの人形は、ある個人コレクターに買い取られた後、リヴァプールのアルバート・ドックにある「ビートルズ・ストーリー」ミュージアムに寄付されることになったのです。
14時17分ロンドン発のヴァージン・トレイン、ファースト・クラスの席に乗った「1964年のビートルズ」は、ライム・ストリート駅のホームに降り立ったところで、まるで40年前のように多くの報道陣に囲まれました。彼らはひとしきりカメラにポーズを取ってサーヴィスした後、「ビートルズ・ストーリー」に向かいました。ここが、これからの彼らの「家」になるのです。
「ビートルズ・ストーリー」のダイレクター、ジェリー・ゴールドマンはこう話しています。
「ここで預かることになって、とても感激しています。我々一同、このミュージアムで大ヒットを飛ばしてくれると期待してるんですよ」
「ロンドンからリヴァプールに連れてくる間も、結構注目を浴びてましたよ。びっくりして見てる人もいましたから」
「これもまた、ビートルズ・ファンの気前の良さの好例でしょうね。彼らは、自分のメモラビリアを人とシェアして楽しむんですよ。今回寄付してくれた方は、このミュージアムが人形たちの家にいちばん相応しいと言ってくれました。私たちにとっても幸せなことです」
ロウ人形のビートルズたちを運んだ「ヴァージン・トレインズ」も、粋な計らいを見せています。
6月1日から9月30日まで、「ビートルズ・ストーリー」入場時にヴァージン・トレインのチケットを見せれば、入場料の3分の1が割引になるということです。 (5月26日)
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【ケインズのスタウト!】
リヴァプールのブリュワリー「ケインズ」が、スタウトを新発売することになりました。
スタウトといえば、アイルランドの「ギネス」と「マーフィーズ」が世界的に有名ですが、ケインズはこの2大ブランドに挑戦しようという意気込みです。
ケインズの創業者ロバート・ケインはアイルランドのコーク出身なので、このケインズのチャレンジはルーツに立ち戻る意味もあるのかもしれません。
この新製品「ケインズ・クリーミー・スタウト」は、すでにケインズ直営のパブで販売されており、好評なのだそうです。
現在のオーナー Sudarghara Dusanj は、新スタウトについてこう語っています。
「違う味わいを出そうと思ったんですよ、私たちは。トラディショナルな醸造法でのままでね」
「ぱっと見は今出回っている他のスタウトとおんなじかもしれない。でもね、エレガントでやわらかなんですよ。ブラック・ベルベットみたいな舌ざわりでね、素晴らしくクリーミーで、芳醇で、チョコレートのような味わいがあるんです」
「そういう味わいなんですよ。大手が出しているスタウトってのは、苦いか甘いかどっちかしかないですからね、私たちはその中間を目指したんです」
「このブリュワリーはかつて、スタウトで評判を取っていましたからね。その昔の味を復活させることにも意義はありますよね」
CAMRA( Campaign for Real Ale )のマージーサイド支部長、スティーヴ・ダウニングも絶賛しています。
「ケインズのクリーミー・スタウトは、このブリュワリーのファンタスティックな新製品だと思いますよ」
「昔のケインズの素晴らしいスタウトの味を覚えてます。これはより飲みやすいブリューになってますね。でもコクはあるし、ローストの風味もいいし、個性的です」
「これなら人気が出るでしょうね、きっと」 (5月20日)
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【ポールをサポート】
サー・ポール・マッカートニーが、妻のへザーとの共同声明で、別居することになった発表しました。
このことについて尋ねられた弟のマイク・マッカートニーは、ポールの力になるつもりだとコメントしています。
「ポールをサポートして行くつもりだよ、もちろん。たったひとりの兄弟だしね」
「支えになってやれると思うんだ。ちょうど兄貴が僕にしてくれたみたいにね」
マイクは今年初め、16歳のウエイトレスからセクハラで訴えられました。その際、ポールや家族から全面的な信頼とサポートを受けたことに感謝しています。もちろん、法廷ではマイクの無実が証明されました。
また、サー・ポールと共にLIPA( Liverpool Institute for Performing Arts )を設立したマーク・フェザーストーン=ウィッティーは、こう語っています。
「別れることになったっていう発表には、びっくりした。私はポールのことを、根っからのファミリー・マンだと思っている。きっと辛いことだろうね」
「彼はちょくちょくリヴァプールに帰って来てるよ。家族に会ったり、ここ(LIPA)での用事のためにね。リヴァプールにしっかり軸足を置いてるんだ。本当に感心させられるよ、彼のそういうところには」 (5月19日)
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【優勝!】
13日、カーディフのミレニアム・スタジアムで、リヴァプール対ウエスト・ハムのFAカップ決勝戦が行われました。
ジェイミー・キャラガーのオウン・ゴールに続いてディーン・アシュトンにもゴールを許して2点を先制されたリヴァプールでしたが、32分にジブリル・シセがゴールを決め、前半を1−2で折り返します。
後半に入り、54分にキャプテンのスティーヴン・ジェラードが見事なゴールを決めて2−2。しかしウエスト・ハムはその10分後にポール・コンチェスキーのゴールで再びリードします。
そしてロスタイムに入った90分、ジェラードが起死回生の同点弾をゴールに突き刺し、3−3。試合は延長戦へ。
延長でも決着がつかずにもつれ込んだPK戦では、リヴァプールのゴールキーパー、ぺぺ・レイナがスーパーセーヴを連発。3−1でリヴァプールの優勝が決まりました。
試合後のラファエル・ベニテス監督の話です。
「まずシーズン62ゲームを闘いきった選手たちを称えたい。足を痙攣させていた選手も多かったが、最後まで決して諦めずに戦い、ファンタスティックなジョブをやり遂げてくれたね。スティーヴン・ジェラードが2つのファンタスティックなゴールを決めた。彼の実力は誰もが認めるところだし私もすごいと思っている。しかし私はチームの勝利だと言いたい。彼を含めて、選手たちみんなが見せてくれたエナジーのレヴェルはアメイジングだった。スティーヴンもそう言うはずだよ」
「本当にファンタスティックなファイナルだった。うちのサポーターたちもいつものようにファンタスティックに我々を後押ししてくれた。ミスが出たのはちょっと残念だったが、自分たちの手で流れを変えた。ハーフタイム前にシセが重要なゴールを決めてくれたのでハマンを入れた。彼がボールをキープし、攻撃の起点になってくれた」
フル出場したヨン・アルネ・リーセはこう話しています。
「自分たちが負けるなんてまったく考えなかった。残り5分になっても、ロスタイムに入ってもね。世界一のプレイヤーがチームにいるんだよ。何だって可能だって思ってる。僕が誰か何とかしてくれって祈ったちょうどその時、スティーヴィーの最終兵器が飛び出したんだ。ボールがネットに突き刺さった時、彼に『ビッグ・キッス』をプレゼントするつもりで走って行ったよ。思い直してやめといたけどね! 優勝できてとにかくブリリアントだよ。ウチに不利な状況もあったけど、今のこのチームにはものすごい結束があるからね。誰も負けるなんてことは考えないのさ」
リヴァプールのFAカップ制覇は、2001年に続いて7度目です。 (5月15日)
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【プレミアシップ 05−06】
イングランド・プレミアリーグ最終節の結果です。
7日、アウェーでポーツマスと対戦したリヴァプールは、1−3で快勝しました。
ゴール・スコアラーは、ロビー・ファウラー(52分)、ピーター・クラウチ(84分)、ジブリル・シセ(89分)でした。
試合後、ラファエル・ベニテス監督は、今シーズンを振り返ってこう語っています。
今年の我々は、チェルシーやマンチェスター・ユナイテッドとの差を縮められたね、去年よりは。来季はどうやったらタイトル争いができるかをこれから考えないとね。現時点では、来シーズンはもっと上に行けるという感触はあるよ。
同じく7日、エヴァトンはウエスト・ブロムをホームに迎えました。
圧倒的にボールを支配しながら2点を先行される展開となりましたが、最後の6分で同点に追いつき、2−2で引き分けました。
ゴール・スコアラーは、ヴィクトル・アニチェベ(84分)、ダンカン・ファーガソン(90分)でした。
今シーズン限りでの退団が決まっているファーガソンが、最後の試合で有終の美を飾りました。
監督のデイヴィッド・モイーズはこう語っています。
「もう少しで失望の結果になるところだったね。だが選手たちのがんばりが足りなかったわけではないよ」
「我々はずっと前に出続けたし、チャンスも作り続けたけど、相手のゴールキーパーもすごいセーヴを続けたよね」
「私としては、選手たちは1ポイント以上の価値のあるプレイをしてくれたと思っている」
「(2−0で終盤になり)またダメかと思った人もいるかもしれないが、我々が逞しくなったところを見てもらえたと思うよ」
プレミアシップ05−06シーズンの最終順位は、リヴァプールが82ポイントで3位、エヴァトンが50ポイントで11位でした。
リヴァプールは、2位マンチェスター・ユナイテッドに1ポイント、優勝したチェルシーに9ポイントの差でした。
リヴァプール、エヴァトン両チームの来季の躍進を期待しましょう! (5月10日)
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【来シーズンも!】
ロビー・ファウラーの契約延長が決まりました。
今年1月に6ヶ月の契約でマンチェスター・シティから移籍して来たファウラーは、この日まで15試合に出場して4ゴールを記録しています。
ラファエル・ベニテス監督は、ファウラーとの契約を12ヶ月延長することを決め、5日に本人に伝えました。来週にも正式に契約が交わされる予定です。
ベニテスはこう話しています。
「ファンタスティックなニュースだね。ロビーはほんとうによくやってくれている。それだけの働きをしてくれた」
「貴重なゴールをいくつも決めてくれたし、ほんとに一生懸命やってくれた。来季も彼にいてもらえるのは実に喜ばしい。うちのチームの重要なメンバーだからね」
ファウラー自身はこう話しています。
「まだサインしたわけじゃないけどね。でも監督からもう1年って言われた時に僕がどんなに嬉しかったかは想像どおりだよ。もう、ちょっと言葉じゃ表現できないな。ずっと長い間待ち焦がれてたものだからね」
「1月に6ヶ月間の契約を結んだ時、監督には、シーズン終わりの状況で判断すると言われた。で、僕のことをしっかり見てもらって、ありがたいことにいちばん嬉しい回答をもらえたんだ」
「自分としてはうまくやれてると感じてるし、監督にも喜んでもらえた。来シーズンが楽しみだなあ。6ヶ月契約でもすごく嬉しかったんだ。もう1年ここでできるなんて無茶苦茶ハッピー。天にも昇るって感じだよほんとに」
「あと2試合でシーズンは終わるけど、もう次のシーズンが待ち遠しい。やる気満々だよ。来週のカップ・ファイナルに出場できないのは悔しいけど、でもみんながんばってくれると思う。もちろん優勝できると信じてるよ」
ファウラーは今年、ケニー・ダルグリッシュを抜いてクラブの歴代得点ランキングで5位となりました。今後どこまでゴール数を増やせるかも注目されています。
「イアン・ラッシュの記録は驚異的だよね。あれに少しでも近づけたら嬉しいかな」
「今シーズンの僕は、毎試合、これが最後のゲームになるかもしれないと思ってプレイしていた。でも、もう1シーズンこのユニフォームを着るチャンスを与えてもらえたんだ。励みになるよね」
「このクラブは今、上り調子だからね。去年と今年の順位表を比べれば、大きな進歩がある。来シーズンはもっと上に行けるんじゃないかな。リヴァプールがリーグのチャンピオンを獲るために、役に立ちたいだ。この監督について行けば達成できると信じてるよ」
「ガキの頃にリヴァプールのユニフォームを着てからこれまで、ずっとファンに支えられて来た。どの選手も言ってることだけど、サポーターの応援がどれほど力になることか。彼らには感謝の言葉が見つからないよ。何年にもわたってずっと応援してくれてほんとにありがたい。あと1年、彼らのためにもっとゴールを積み重ねて行きたいと思ってる」
この2日後、ファウラーは、自身の今季ラストゲームとなったポーツマス戦に先発出場し、先制ゴールを挙げています。 (5月8日)