リヴァプール・ニュース

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2006年7月&8月

【ジェリー・クロス・ザ・マージー!】
今年の「マシュー・ストリート・フェスティヴァル」で、マージー河沿いのピア・ヘッドの特設ステージに、ジェリー&ザ・ペースメーカーズが登場することになりました。

1964年のヒット曲「フェリー・クロス・ザ・マージー」で、マージー河を世界的に有名にしたジェリー&ザ・ペースメーカーズですが、マージー河のそばで演奏するのは、なんと今回が初めてのことなのだそうです。

ジェリー&ザ・ペースメーカーズのコンサートは、8月26日土曜日の昼間、12時30分からスタートします。
フロントマンのジェリー・マースデンはこう話しています。
「すげえことになりそうだな。ラッキーなことに、俺は世界中で大観衆の前で演奏してきたけどな、だが故郷のリヴァプールのピア・ヘッドで演れるなんて、そりゃこんなに待ち遠しいことはないよ」
「地元のフェスティヴァルにやっとこさ出れるんだからな、お祭り騒ぎにしてやろうじゃないか」

今年の「マシュー・ストリート・フェスティヴァル」は、ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニック・オーケストラが登場することでも話題になっています。
しかし、ピア・ヘッドのビッグステージには、大物ミュージシャン以外にも、まだレコーディング契約を結んでいない地元のバンドが30以上も登場します。

この企画について、ジェリーはこう評価しています。
「キャヴァーンってのはな、たーくさんのバンドやらミュージシャンたちにとっかかりを与えたんだ。みんな上手くなるための時間と場所を必要としていたからな」
「修行時代の俺たちにとって、それがどれだけ大きかったか。今回市がこういう舞台を提供することにも、ものすごい意義があると思うよ」

今年のマシュー・ストリート・フェスティヴァルは、例年より1日延長して25日の金曜日から28日の月曜日(祭日)まで4日間にわたって行われます。
ビッグネームの出演も続々と発表されていることもあって、昨年記録した37万人の動員記録を更新するのは確実と予想されています。 (8月12日)

【ジョンの魂を合唱】
リヴァプールに住むジョン・レノン・ファン20人を選んで、ジョンの1970年のアルバム『プラスティック・オノ・バンド(ジョンの魂)』を1枚まるまる歌わせて、それをマルチ・スクリーンのヴィデオ作品にするというプロジェクトが進められています。

プロジェクトを進めているのは、南アフリカ出身でベルリン在住のアーティスト、キャンディス・ブレイツ。彼女は、この作品をまずリヴァプールで発表し、ゆくゆくは世界を回って公開したいと考えています。
ブレイツはこう話しています。
「30年とかそれ以上の年季のあるファンを選びたいわね。あと、カメラの前でシャイにならない人で、ジョン・レノンへのトリビュートを表現したい人」
「ぜひスカウサーに参加してほしいのよ。リヴァパドリアンのグループ抜きじゃあ、すごく寂しいもの」

ブレイツは過去に、ボブ・マーリーのアルバムでの同様のヴィデオ作品を制作しています。もちろん、ジャマイカの人々が歌ったものです。
ブレイツは続けます。
「家でアルバムを聴いてて、つい一緒に歌ったりするわよね。ちょうどそんな感じ。それをレコーディング・スタジオで再現したいのよ。ファンの人ばっかりを集めてね」
「ぜひリヴァプールの人たちに見てもらいたいわ。たぶんバイエニアルでね」 

このプロジェクトは、ヨーコ・オノからも承認されています。
「ジョンの魂」を歌うレコーディングは来月に行われる予定で、シンガーは現在公募中です。 (8月4日)

【次は7年後?】
先週、ウィラルのホイレイクにあるロイヤル・リヴァプール・ゴルフ・クラブで行われた第135回の全英オープンには、大会史上最多となる23万人もの観衆が集まりました。

このコースで全英オープンが開催されたのは、今回をあわせて11回です。
いちばん最近は、なんと39年前となる1967年。優勝カップ「クラレット・ジャグ」を掲げたのはロベルト・デ・ビセンゾで、獲得賞金は2100ポンドでした。
今年優勝したタイガー・ウッズが獲得した賞金は72万ポンドです。単純比較で、40年のうちに300倍以上にもなりました。

今回の開催の大成功により、次は39年も待たなくてもよさそうだと、地元では早くも次回招致への期待が高まっています。
大会を主催するR&Aのスポークスマンは、こう話しています。
「前回からおよそ40年ぶりの開催となりましたが、私たちはウィラルでのオープンが大成功を収めることを確信していました。そのとおりの素晴らしい大会になりましたね。タイガー・ウッズの優勝も花を添えました」

ウィラル・カウンシルのリーダー、スティーヴ・フォークスは、この大会を成功させるためにあらゆる手を尽くし、それがすべてうまく行ったと語りました。
「まだ確定というわけではないですが、再びここで開催されるのもそんなに遠い将来ではないみたいですね」

「ザ・マージー・パートナーシップ」のマーク・バスネットは、マージーサイドを世界に宣伝することができたと語っています。
「今でもマージーサイドに対して20年前の認識を持っている人もいますからね。私たちにとって困難な時代、あの80年代のイメージです。今現在のありのままの姿を世界中の人々に見てもらえたのはよかったです」

R&Aのチーフ・エグゼクティヴ、ピーター・ドーソンは、将来またこのコースで全英オープンを開催すると語っています。
「またここに戻って来ていいと言ってもらえるなら、最高ですよ」
「ここでの大会は、最もワンダフルなオープンのひとつになりました。開催が決まったのは5年も前ですが、それでもこのコースの素晴らしさには感銘を受けました。それにまた、ウィラル・カウンシルやマージーサイド・ポリスの協力もファンタスティックでした」
「個人的にちょっと心配していたことはいくつかあったんですけどね、例えば駐車場の場所が遠いとかね、でもどれも杞憂に終わりましたよ」

来年の全英オープンは、スコットランドのカーヌスティで開催されます。
その翌年の2008年は早くもマージーサイドに戻り、サウスポートにあるロイヤル・バークデールでの開催が決まっています。
2009年はスコットランドのターンベリー、そして2010年は本拠地セント・アンドリュースに戻ります。
その後はまだ正式決定ではありませんが、ノース・ウエストの第3のコース、ロイヤル・リザム・アンド・セント・アンズに行き、さらにもうひとつスコットランドのコースを挟んだ後に、ウィラルに帰って来るのではないかと期待されています。
つまり最短で2013年、7年後にまたホイレイクのロイヤル・リヴァプールで全英オープンを観ることができるかもしれません。

大会のダイレクター、デイヴィッド・ヒルはこう話しています。
「何もかもが際立っていましたね。すごくポジティヴでした。プレイヤーたちはみんなこのコースを気に入っていましたし、私たちはみんな、ウィラルやマージーサイドの人々から素晴らしい歓迎を受けました。他のどこよりも引けをとらないくらいのね」

トーナメントに参加した多くのゴルファーたちからも、今回の大会は絶賛されました。
優勝したタイガー・ウッズも、
「今までで最もグレイトなチャンピオンシップのひとつでしょうね」
と語っています。 (7月29日)

【全英オープンは大成功】
7月20日から23日まで、ウィラルのホイレイクにある「ロイヤル・リヴァプール・ゴルフ・クラブ」で行われた今年の『全英オープン』は、過去最高の23万人の観衆を集め、大成功のうちに閉幕しました。

優勝したタイガー・ウッズは72万ポンド(約1億5000万円)を獲得しましたが、お祝い気分は彼だけではありません。
マージーサイドの観光局も、この大会の開催で1億ポンド(約220億円)以上もの経済効果があったと発表しました。

ホイレイク周辺のエリアだけに限っても、800万ポンド(約17億6000万円)の経済効果があったとされ、このうち参加したゴルファーたちが127万ポンド(約2億8000万円)、メディア関係者が400万ポンド(約8億8000万円)をこの地域で使ったと計算されました。

ウィラルの商工会議所のチーフ・エグゼクティヴ、ケン・デイヴィーズはこう話しています。
「ツーリストやゲストのおかげで、ウィラルの経済効果は8000万ポンド(約176億円)くらいあったと、私たちは見積もっています。利益がどのくらいになるのかについては、まだこれから計算しないといけませんけどね。でもほんとうによくやったと思いますよ」
「今回来てくださったみなさんには、また家族や友人を連れて戻って来ていただきたいですね。そうすると、これからさらに何億ポンドももたらされるってことになりますね」
「実際に足を運んだ人以外にも、TVで1億人以上の人がこの大会を見たわけですからね、これでウィラルはツーリスト・マップに返り咲くのは確実じゃないでしょうか」

「マージー・パートナーシップ」のツーリズム・スキル&ディヴェロップメント・マネージャー、カレン・イリングワースはこう話しています。
「たくさんのレストランから、たったの1日で通常の1週間分の利益になったって聞いています。たいへんな成功でした。普通なら目立たない小さなところでさえ大繁盛でしたものね」

ホイレイクにあるレストラン「ル・ブールヴァード」のオーナー、トニー・ダーネルはこう話しています。
「タイガー・ウッズ以外は全員来てくれたんじゃないかな。期待以上なんてもんじゃないよ!」

「リヴァプール・エコー」紙に、この大会期間中の飲み物や食べ物の消費量が掲載されています。
 ビール…40万パイント
 紅茶…25万カップ
 ミネラル・ウォーター…27万本
 フィッシュ&チップス…9万8000人前
 サンドウィッチ…2万食
 シャンペン…5000本

(7月26日)

【全国第6位】
観光ブームのまっただ中にいるリヴァプールですが、昨年の海外からの訪問者数は、前年のほぼ2倍を記録したそうです。
これは英国の国立統計局からの発表によるもので、2005年に海外からリヴァプールを訪れた人は、43万8000人でした。2004年の21万人を大きく上回っています。
この数字により、英国全体の観光地のランキングで、リヴァプールは10も順位を上げて、第6位に急上昇しました。オックスフォードやバース、ケンブリッジなどといった超有名な観光地よりも上位です。

「マージー・パートナーシップ」の観光部門の責任者、ポール・ウィルシャーはこう話しています。
「こんなにも数字が伸びたのにはさまざまな理由が挙げられますが、やはりキャピタル・オブ・カルチャーが主な要因ではあるでしょうね。あれでこの街と地域の注目度がぐんと上がりましたからね」
「でもそれだけじゃなくて、リヴァプール・ジョン・レノン空港も大きなファクターです。東ヨーロッパやスペインからのヴィジターが、ものすごく多いですからね」
「それから、スポーツのイヴェントですね。グランド・ナショナルや全英オープン、リヴァプールFCのチャンピオンズ・リーグの成功などが、かなり貢献していると思います」
「海外からの観光客がリヴァプールに滞在する期間は、延長傾向にあるんですよ。観光アトラクションにとっては有利ですね。『ビートルズ・ストーリー』は昨年、過去最高の入場者数を記録しました。そしてその多くが、インターナショナルなヴィジターだったんです」
「私たちは、ツーリズムが成長し続けるような計画を練っています。絶対確実なものがないのが観光ですけどね、テロリズムとか為替レートとか、あらゆるグローバルなファクターがからんできますから。ですがたくさんの要素をうまく見極めて成長を続けて行けると思います」

マージー・パートナーシップの調査によると、リヴァプールを訪れた人のうち98%が「他人にもすすめたい」と回答し、83%が「2008年までにまた訪れたい」と回答しています。
リヴァプール・シティ・カウンシルのウォーレン・ブラッドリーはこう話しています。
「ツーリズムは今や我々の最大の産業のひとつであり、かなりの収益をもたらしています。この街を歩けば、誰もがそのことを実感するでしょう。ここは一度観光で来たら、また戻って来たくなる街だと我々は信じています。ビジネスで来た人も、次は観光で来てみたいと思うし、観光で来たなら来たで、今度はもっと長い滞在で来ようと思える、そんな街なのです」
「できれば来年はトップ2に入って、そして2008年にはトップに立てればいいですね」

リヴァプール・ジョン・レノン空港のコミュニケーションズ・マネージャー、ロビン・チューダーはこう話しています。
「この数年で私どもはドラマティックな成長を遂げました。この空港はもはや、週末の格安旅行に利用するだけのものではないのです」
「私どもの空港は現在、60の都市と結ばれています。10年前はわずかに3都市でした」
「リヴァプールの名前はみなさんご存知だったでしょうが、チャンピオンズ・リーグ優勝などの大きなイヴェントで、より有名になったと思います。この街で学ぶ学生や、ヨーロッパから来て就職する人、それから友人や家族を訪ねて来る人もかなり多いですね」 (7月21日)

【リヴァプール・フィルも登場】
今年のマシュー・ストリート・フェスティヴァルは、昨年までより1日プラスされ、8月25日(金曜日)から4日間にわたって開催されます。
フェスティヴァルの開幕は、リヴァプール・フィルハーモニック・オーケストラによる1万人規模の野外コンサートになります。

リヴァプール・フィルは、ピア・ヘッドの北側サイドに設けられる特設ステージで、ビートルズ・ナンバーやフットボールにちなんだ曲、そしてホール・コンサートで人気の「ウィリアムテル序曲」やホルストの「惑星」などのレパートリーが披露されます。

今年、史上最年少の30歳でリヴァプール・フィルの指揮者に就任したワシリー・ぺトレンコは、こう話しています。
「リヴァプールのあらゆる種類の音楽の素晴らしさを披露するようなものになりますよ」
「エナジーにあふれた華やかなイヴェントに相応しいものにするつもりです」

フェスティヴァルを主催するカルチャー・カンパニーのボス、ジェイソン・ハーボロウはこう話しています。
「このフェスティヴァルはあらゆるレンジの人々に支持されています。リヴァプール・フィルが演奏することで、それがさらに拡がることになるでしょうね」

リヴァプール・フィルのチーフ・エグゼクティヴ、マイケル・エリオットはこう話しています。
「私たちは、いろんな引き出しを持つオーケストラです。レパートリーも多岐にわたります。ワシリーは、リヴァプールを訪れる何千人もの人々にために、可能な限り幅広いレンジのエンターテイメントを用意するでしょう」
「ご覧になった方々には、リヴァプールの街やカルチャーにファンタスティックな印象を持って帰っていただけるはずですよ」

このコンサートは、8月25日の午後7時30分にスタートします。入場は無料です。 (7月20日)

【サー・ポールの最初のギター】
サー・ポール・マッカートニーが生まれて初めてコードを鳴らした正真正銘の最初のギターが、まもなくオークションにかけられます。
そのギターの所有者はポールではなく、ポールのリヴァプール・インスティテュート時代の同級生で親友だった、イアン・ジェイムズ氏です。年齢はもちろん、ポールと同じ64歳です。

ジェイムズ氏は、この REX のアコースティック・ギターを、長年オームスカークの自宅のロフトにある箪笥の一番上に大切に保管していました。しかし、老後の生活のためにと、今回オークションに出品することを決意したのです。

このギターには、ポール本人による証明書が付けられています。
「ここにある、僕の昔の級友であるイアン・ジェイムズ所有のギターは、僕が生まれて初めて手にしたギターなのです」
「これはまた、リヴァプール8区のエルスウィッチ・ストリート43番の彼の家で、彼に教えてもらいながら僕が初めてコードを鳴らしたギターでもあるのです」

イアン・ジェイムズ氏は、こう話しています。
「ポールが音楽の道に進むのに、少しは手助けできたんじゃないかって思ってるんだ」
「このギターは、私が12か13のときに祖父が買ってくれたものなんだ。いくらしたのか、はっきりとは知らない。でもポンドまで行かなくて、何シリングかだったのは確かだな」
「ポールと私は、よくつるんで遊んでたんだ。学校帰りに私の家に寄ることもしばしばだった。2人ともロックン・ロールに興味を持っていたから、それじゃあってことで、彼にいくつかのコードを弾いてみせたりしたんだよ」

1957年の7月6日、15歳になったばかりのポール少年は、セイント・ピーターズ教会のホールで、クォリーメンとして出演していたジョン・レノンと出会います。
「何か弾いてみな」とジョンに言われてポールは "20 Flight Rock" などの曲を弾き、歌いました。ポールがたくさんのコードや正確な歌詞を知っていることに驚いたジョンは、後日クォリーメンにポールを誘います。
この出会いがなければ、ビートルズは誕生していなかったかもしれません。

ジョンと出会った時のことを、サー・ポールはかつてこう語っています。
「あそこで彼(ジョン)の知らなかったコードをいくつか弾いてみせたんだ。まさにイアン・ジェイムズに習ったやつをね。その日はそれで帰ったんだけど、やったぞって気分だったね。いいところを見せられたからね」

ジェイムズ氏は、当時をこう振り返っています。
「その頃にはもうポールは自分のギターを持っていた。私も自分のを持って行った。自分たちもあそこのホールでプレイさせてもらえるって思ってたんだ。でも司教さんに君らはダメだよって言われてしまってね」
「それで私たちは近所のカフェに行った。さっきのことでちょとうんざりしてたから、私はそこでおいとましたんだが、他の連中は後でまたホールに戻って、演奏したんだろうね。というわけで、これがまあ、私がビートルズのメンバーの座にいちばん近づいた瞬間ってことになるかな」

現在のポピュラー・ミュージックの歴史を作ったともいえるこのギターは、保存状態もかなり良く、10万〜15万ポンド(2100万〜3200万円)の値がつくと予想されています。

"Music Legends" と題され、200点以上ものメモラビリアが出品されるこのオークションは、今月28日、ロンドンのアビーロード・スタジオで行われます。主催するのは、エンターテイメントや音楽専門のオークショナー、Cooper Owen です。 (7月14日)

【まるでスカウサー】
先週にスタートした『サマー・ポップス』は、35年ぶりのリヴァプール公演となったザ・フーの登場などで、早くも最高の盛り上がりとなっています。
そんな中、フェスティヴァルの最終日に出演するブライアン・アダムスのインタヴュー記事が、地元紙 Liverpool Echo に掲載されました。
「エコー」紙のメール・インタヴューに答えたもので、当初ブライアン側は、「忙しいので2,3の質問なら」と言っていたそうですが、意外にたくさんの回答してくれています。
対応にあたったマネージャーが「ブライアンはちょっとふざけてるんです」と言うとおり、真面目な答えはほとんどありませんが、いかにもスカウサーたちが喜びそうな、ローカルでユーモラスなコメントが次々に登場します。

― 現在の活動拠点は?
「ディングル」

― 今進めているプロジェクトは?
「ディングル地区の落書きを消すこと」

― やってみたいことは?
「カークビーへの日帰り旅行」

― リラックスしたいときには何を?
「マージー河を渡るフェリーに乗るさ」

― 今もUKチャートのナンバー1を獲るような素晴らしい作品を作っていますね。その才能ってどういうものでしょう?
「えーと、マシュー・ストリートでの夜遊びよりちょっとましって感じかな」

― あなたのキャリアでのハイとロウを挙げてください。
「あんまりロウな時ってなかったと思うよ。あのリヴァプール対チェルシー戦を除いては…この話はやめとこうか」

― リヴァプールでの演奏を楽しみにしていますか? この街や人々にはどんな印象がありますか?
「すごく楽しみにしているよ。あそこの人たちって最高にフレンドリーだから。でもあのトラックスーツ(運動着)を見るのはあんまり楽しみじゃないけどね。(注:リヴァプールのストリートでは、多くの人がトラックスーツ姿で歩いている)」

― 今度のサマー・ポップスでは、メラニーCとのデュエットを見られますか? (注:メラニーCは、リヴァプール出身で元スパイス・ガールズ。ブライアンの "When You're Gone" のレコーディングに参加)
「いいや。彼女はどこかのチッピー(注:フィッシュ&チップスのテイクアウェイ)で働いてるって聞いたけど。もし見かけたら、おいでって言っといてよ」

― メラニーと最初に仕事をしたとき、どういういきさつだったんですか?
「スパイスで彼女だけスケジュールが空いてたんだ」

― 今でも連絡は取ってます?
「いいや。彼女がチッピーで働き出してからはぜんぜん」

この記事の執筆者 Kate Mansey は、インタヴューをこう結んでいます。
「ブライアン、会えるのを楽しみにしていますよ。それと、グッド・タイムを過ごせるよう私がマシュー・ストリートを案内してあげましょう」 (7月8日)

【ニューヨークへの直行便】
リヴァプールとニューヨークを結ぶフライトが、来年5月から就航することになりました。
グラスゴーの航空会社 Flyglobespan がオペレートする189席のボーイング757が、毎日午後0時30分にリヴァプール・ジョン・レノン空港を離陸し、翌日の午前7時45分にニューヨークのニューアーク空港から戻ってきます。
最低の片道料金は、£149(約3万2000円)となるそうです。
年間13万人の搭乗者が見込まれていて、そのうち4万人はアメリカからの観光客になると予想されています。

フライグローブスパン社のチェアマン、トム・ダルリンプルは、「リヴァプール・エコー」紙にこう語っています。
「リヴァプール・ジョン・レノン空港からのこのフライトを実現でたこと、また、マージーサイドの人々に、世界でもっともエキサイティングな都市のひとつに、これほどのファンタスティックな価格で旅行していただくチャンスを提供できたことに、私自身、たいへん嬉しく思っています」
「私たちはまた、このフライトが、大西洋の両側の都市の経済界にも好意的に受け止められることを期待しています」

もちろん、このニュースはリヴァプールのの経済界に大歓迎されています。
シティ・カウンシル・リーダーのウォーレン・ブラッドリーはこう話しています。
「最高にブリリアントなニュースですよ。我々の発展には、アメリカからの観光収入はとても重要ですからね。これでピースが全部揃ったということですね」

リヴァプール商工会議所のチーフ・エグゼクティヴ、ジャック・ストップフォースはこう話しています。
「私たちは、これによってマージーサイドに数百万ポンドの経済効果があると予想しています。個別に見ると、アメリカはダントツで大きなマーケットですからね、我々のビジネスにおいては」

気の早い「リヴァプール・エコー」は、早速、ニューヨークでの5つの「マスト・ドゥ」を掲載しています。
1.ニューアークからホテルには、イエロー・キャブを使おう。それがマンハッタンをヒットするベスト・ウェイだ。
2.フェリーに乗って、自由の女神とエリス島に行くこと。
3.リトル・イタリーとチャイナタウンで食事を楽しもう。
4.セントラル・パークに行って、ジョン・レノンの自宅近くにある追悼の場所「ストロベリー・フィールズ」を見ること。
5.マジソン・スクエア・ガーデンのツアーに参加すること。

このフライトは、2007年の5月25日、リヴァプールの市制800年の記念日にスタートします。 (7月7日)