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▼特派員レポート:「ゴールドフィッシュだより」
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「ゴールドフィッシュだより」 / ウエダミナコ
             〜 Goldfish Liverpool Update / minako ueda 〜

  ― 連載第21回 / 「街でみかけた珍風景」 ―

NLW読者の皆さま、こんにちは!
まずはホープ・ストリートに関するニュースから。
メトロポリタン大聖堂から Toxteth Library までの1km の道のりが、
ワールド・クラスの目抜き通りに変身します!
これは、私の所属する、The Hope Street Association が数年にわ
たって政府機関およびディヴェロッパーなどに働きかけてきたプランが
実を結んだもので、8月1日付けで正式にスタートしました。

このプロジェクトは、従来の雰囲気を活かしながらホープ・ストリートを
改修工事するというもので、300万ポンドが投入されます。
路面の舗装には良質のヨークストーンが使われ、また、新しくベンチや
照明を設置することで、より安全で、より多くの人たちがホープストリー
トという文化のあふれる特別なエリアを気持ちよく楽しめるようなプラニ
ングがなされているそうです。

実際の工事はまだ始まっていませんが、これは今のうちに今のホープ
ストリートを写真に収めなければ! ですね。
追って続報をお伝えします!

次は、街で見かけた珍しい光景を3つ。
木曜日に、リヴァ在住の日本人のお友達とその娘さんと一緒に St.
Luke's Church (ボム・アウト・チャーチ )の裏の Roscoe Lane を歩い
ていたら、駐車場に並んだ人力車を発見。何だろうと思って話かけて
みたら、新しくオープンしたばかりのサービスだそうで、時間制で最大
3人まで乗車可能。シートベルトもちゃんとついてるんですよ。
気になる値段は、1時間25ポンド(運転手つき)だそうです。広告主の
レストランやショップを行き来する場合や、スポンサーがついていると
きは無料のこともあるとのこと。

スカウス・ハウスのホームページ用に写真を撮りたいと話したら、喜ん
で応じてくれた上に、試乗までさせてくれました。ちょっとした遊園地気
分で、行きかうひとたちに手なんか振ったりしてキャーキャーいいなが
ら楽しみました。
CultureRides というこのサーヴィス、お問い合わせは、
Col 07830072285 または Mark 07886086677 まで。

夕方、 Wood Street にあるフォトギャラリー Open Eye Gallery に向か
う途中、 Bold Street でロバを発見! 車に引かれそうになったり、友
人に叱られながらも構わず撮影。
このロバくんは、ロータス・ルーム ( Lotus Room ) というアジア風のエ
キゾチックな家具・雑貨屋さんの新装開店オープン記念のスペシャル・
ゲストとのことでしたが、ご機嫌斜めのようで道草を食っていらっしゃい
ました。

さらに間もなくして、昼間に乗っけてくれた人力車のお兄さんが出動し
ていて、ロータス・ルームの Bold Street 店と Parr Street 店を往復し
ていました。「 Parr Street 店でパーティーやってるよ。音楽やフリード
リンクもあるみたい」というので、フォトギャラリーをさっさと見終えて
行ってみました。
どうやら招待客だけのパーティーだったらしいのですが、そんなことは
まったく知らなかった私は、入り口に知り合いが数人いて騒いでいるう
ちにどさくさに紛れてゲートクラッシュしてました。フリーギフトと5ポンド
の商品券まで頂いてジョリーグッド!

日曜日には、以前お伝えした Brouhaha International Street Festival
のイベントがシティーセンターで行われました。
最終日ということで、何か特別なのかと思いきや、思ったよりも細々を
していたのと、あまりにも天気がよかったこともあって早々に退散し、
予定を変更してアルバートドックまで散歩をすることにしました。

リヴァプールは昔のニューヨークに似ていて、よく映画のロケに使われ
てるんだよねー、なんていう話をしながら歩いていると、ピア・ヘッドの
3 Graces (3美神?)のひとつ、Cunard Building にて、オールド・ファッ
ションな格好の集団を発見! 話かけてみたら、映画 “Beyond
Friendship” の収録中とのことでした!
Winona Ryder 主演のこの映画は、1940年代のニューヨークを舞台と
して、ユダヤ人とアラブ人の友情を描くものだそうで、上映はさ来年と
のことです。まだまだ先ですが、楽しみです。

それではまた来週! 

ウエダミナコ


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