言わずと知れたビートルズ・ファンのメッカ。リヴァプールに着いたら、まずはここをゆっくり歩きたいものです。
オリジナルの「キャヴァーン・クラブ」は、1973年に取り壊されました。
現在あるのは、1984年春にオープンした「レプリカ」キャヴァーンです。オリジナルよりも地下深くに作られ、地上の入口も元の位置より右に移動しています。
ここには、毎日世界中からビートルズ・ファンが巡礼にやって来ます。1999年には、ポール・マッカートニーが実に36年ぶりにライヴを行い、大きな話題になりました。
「ビートルズのパブ」といえばここ。キャヴァーンにはアルコールがなかったので、マージービートのバンドたちは出演の合間によくここでビールを飲んでいました。
今でもちゃんと「ビートルズ・シート」があります。
正確には Button Street にあるパブ。キャヴァーンから近く、ビートルズや多くのマージービートのグループがよく来ていました。
数年前から「ビートルズ・シート」が出来ています。
オリジナルのキャヴァーンが取り壊された翌年の1974年、「世界を震撼させた4人の若者」ビートルズを記念する天使と聖母の像が、キャヴァーンの向かいのビルの壁に掲げられました。
製作したのは彫刻家のアーサー・ドゥーリーでした。ジョンの死後は、右にギターを持った新しい天使と “Lennon Lives” と題されたプレートが追加されています。
「グレープス」の隣にあるパブ風レストラン。多くのメモラビリアが店内に飾られています。
「ビートルズ・ショップ」の上階にある、ジョンの作品を中心としたアート・ギャラリー。写っているのはマネージャーのメリッサです。
この他、The Beatles Shop、Statue of Eleanor Rigby(裏通り)など、多くのビートルズスポットがこの通りに集まっています。